よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

読書

『蟲師(7)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2006年)

今後の重要人物(かもしれない)人物クマド登場。 蟲に関する簡単なリストを下に置きます。

『蕭々館日録』久世光彦…中公文庫(2004年)

なんというか、表現に困るけど、うまいなあ、と。評価「○」。 蕭々館日録 (中公文庫)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.07.05 中央公論新社 (2004-06)おすすめ度の平均: 素晴らしい、星8つ!Amazon.co.jp で詳細を見る 大正から昭和に移る頃。 ある作家の…

支倉凍砂『狼と香辛料』

13巻まで読了。経済と商売に関心を抱けるようになるかもしれないファンタジー。 剣と魔法はほとんど登場せず、武器は知恵と金。 複雑なときはかなり複雑になる物語。XIII(2009年) Side Colors III (2010年03月26日読了)狼と香辛料 13 (電撃文庫 は 8-13)…

蟲師(6)

『蟲師(6)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2005年) 「天辺草」の話は好き。 棚田の魅力を語る作者。 蟲に関する簡単なリストを下に置きます。

「レッド・マスカラの秋」永井するみ

レッド・マスカラの秋 (ミステリーYA!)永井 するみ理論社発売日:2008-12ブクログでレビューを見る»「カカオ80%の夏」の続編。あと冬と春がある?あったらいいなと思えるていどには好感持てる作品。(2009年06月07日読了) レッド・マスカラに関する簡単な…

蟲師(5)

『蟲師(5)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2004年) 蟲に関する簡単なリストを下に置きます。

「妖怪変化〜京極堂トリビュート〜」

妖怪変化 京極堂トリビュート西尾 維新,あさの あつこ,諸星 大二郎講談社発売日:2007-12-14ブクログでレビューを見る»読みたいと思ってたらすでに読んだことがあるのでした。うーん、化かされたかな?京極夏彦さんの世界を借りて他の作家たちが描く。格別お…

蟲師(4)

『蟲師(4)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2003年) 蟲師 (4) (アフタヌーンKC)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.06.01 講談社 (2003-10-23)おすすめ度の平均: 1〜6巻で一番好きな4巻だ・・・。 日本の森が描いてある漫画 ギンコのバカ…。Amazon.co.j…

黒いカーニバル

久しぶりの再読。 ブラッドベリの若い頃の作品らしい。 後のもののように洗練されていないかもしれないけど、悪夢のような世界があらわれている。評価「○」。 黒いカーニバル (ハヤカワ文庫 NV 120)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.05.19伊藤 典夫 早川…

蟲師(3)

『蟲師(3)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2002年) アニメでは最も印象的なキャラクタのひとり淡幽登場。また、ギンコがギンコになったできごとの話。 島津製作所創業記念資料館に行きたくなった。 蟲師 (3) (アフタヌーンKC)Amazon bookmark with Amab…

太陽の黄金の林檎

『太陽の黄金の林檎』レイ・ブラッドベリ…ハヤカワ文庫(1976年) 創元推理文庫から出ている文庫といくらか同じ作品が入っている。 この選集に収められている作品たちは、そこはかとなく「余韻」を残してくれるものが多いと思う。 雰囲気のある挿画はポイン…

蟲師(2)

『蟲師(2)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2002年) 淡幽登場。 蟲師 (2) アフタヌーンKC (284)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.05.04 講談社 (2002-02)おすすめ度の平均: 悪役の居ない悲劇 傑作「筆の海」 TVアニメで見たストーリー(この巻収録)…

「木の葉の画集」安池和也

木の葉の画集安池 和也小学館発売日:2009-04-13ブクログでレビューを見る»緑色がとてもきれいな本。見ているだけで森林浴。きわめてリアルに。しかしほんものよりも美しく。木の葉っぱが好きです。宝物的な一冊。なんだか本の匂いがふつうと異なるような気…

ウは宇宙船のウ

『ウは宇宙船のウ』レイ・ブラッドベリ…創元推理文庫(1968年)この短編集には比較的たくさん少年期の熱狂と夢と苛立ちが収められている。 ブラッドベリは永遠の少年だ。 ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.04.26大西 …

「まいなす」太田忠司

まいなす (ミステリーYA!)太田 忠司理論社発売日:2008-11ブクログでレビューを見る»「まいなす」というニックネームを持つ少女は自分のニックネームを好きになれるか?えっ?そんな話なの?うーん、そんな話かもしれません。時を渡ったという少年の言葉を発…

平台がおまちかね

『平台がおまちかね』大崎梢…東京創元社(2008年) 本好きの人のためのミステリ。いや、本屋好きの人のための、かな。 最初、平和台って読んで「今度は野球のお話?」とか思ってしまった。中堅出版社の新人営業員である井辻クン(ひつじくん)は今日も今日と…

蟲師(1)

『蟲師(1)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC 蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.04.08 講談社 (2000-11)おすすめ度の平均: 歴史に名を残すべき名作 深い沼を覗くような・・・そんなマンガ 見えていたような…Amazon.co.jp で…

スは宇宙のス

「スは宇宙(スペース)のス」レイ・ブラッドベリ/一ノ瀬直二・訳…創元推理文庫(1971年)全部読んでみても、すでに読んだことがあるような、初めて読むような、よくわからない感じ。 まあ、ブラッドベリさんのお話はたくさん読んできたから。 紛れてしまう…

「グーグーだって猫である」大島弓子

グーグーだって猫である大島 弓子角川書店発売日:2000-07ブクログでレビューを見る»あの有名な猫、サバが死んでグーグーという猫が来たところがから始まるエッセイマンガ。人懐っこいグーグーと、さらに新しい同居者、スマートなビーとの暮らし。(2009年03…

「Dr.コトー診療所」山田貴敏

Dr.コトー診療所 (1) (ヤングサンデーコミックス)山田 貴敏小学館発売日:2000-12ブクログでレビューを見る≫この著者は昔から好きです。リアルかと言われれば何事もうまくいきすぎてという気がしないでもない。でも、だからこそ読んでいて気持ちがいいわけで…

「年の残り」丸谷才一

年の残り (文春文庫)丸谷 才一文藝春秋発売日:1975-01ブクログでレビューを見る»学生の頃に読んではいたが、なんとはなしに再読。まあ、久しぶりに純文学っぽいものを読んだという印象。読みやすくて、描かれていることはどうであれ、読後感も悪くない。ど…

『医学のたまご』海堂尊

医学のたまご (ミステリーYA!)海堂 尊理論社発売日:2008-01-17ブクログでレビューを見る»少年向けミステリー。なぜか横書きです。ひょんなことから飛び級して大学の医学部で研究をすることになってしまった中一生。どうやったら「ひょん」で飛び級できるん…

「過去からの手紙」岸田るり子

過去からの手紙 (ミステリーYA!)岸田 るり子理論社発売日:2008-02ブクログでレビューを見る»幼馴染の高校生男女、ただしあまり仲は良くない(と、当人たちは思い込んでいるが、実際はいいコンビ)二人。どちらもかなりの美形らしいが、なかなか気難しく、付…

ステーションの奥の奥

ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)山口 雅也講談社発売日:2006-11-09ブクログでレビューを見る»★ ひそやかに謎つつみこみ古き駅少年少女が事件追ううち東京駅が舞台。主人公たちが泊まったステーションホテルに数泊したことがあります。ちょっと感慨…

山本健吉「基本季語五〇〇選」

基本季語五〇〇選 (講談社学術文庫)山本 健吉講談社発売日:1989-03-07ブクログでレビューを見る»眠りにつく前の5分間この本を開いて時空の旅に出る日本もわるくない何度繰り返して読んでも大丈夫。常に「いま読んでる」で「読み終わった」にならない本。一…

「ルバイヤート」オマル・ハイヤーム

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1)オマル・ハイヤーム岩波書店発売日:1979-09ブクログでレビューを見る»のめないのですがこれを読むとお酒が楽しそうに思えてくるのです。ちからのある書物なのですね。のめない人も解放されると思います。 こちらも一度読ん…

妖精に関する二冊の本

けむりビルで ラジヲを聴いていると 窓の外で なにかが 踊っているのですが その姿は よく見えません

でっちあげ

人はみずから騙されたがるものなのかもしれません。 そういう性向を充足させてくれる見事な嘘を構築している本たちがあります。 凝りまくったでっちあげには感心します。 クラフト・エヴィング商會の創作物なんてのはだいたいそうですね。小さい頃から架空の…

岩石と宝石の大図鑑

買いました。 鉱物図鑑はいくつか持っていますが、どれも学問的すぎていくらかつまらない感もあります。 もっと素人が楽しめるようなのを探していたのですが、これなんかかなりポイント高いです。 オールカラーでずっしり重いですが、中身はそれほど重くあり…

「やかまし村シリーズ」リンドグレーン

やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))アストリッド・リンドグレーン岩波書店発売日:2005-06-16ブクログでレビューを見る»家が三軒しかあらへん「やかまし村」はスウェーデンの片田舎にある。それぞれの家には子どもたちがいて、かれらの日常生活が描…