よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

著名人の命日

※ 新聞で読んでいて知ったことを集めていってみようと思います。 01.29 藤田嗣治(ふじた・つぐはる) 画家。スイス・チューリヒにて1968年死去。81歳。画集持ってます。数年前にも「猫の本」という画集を購入しました。 02.18 アラン・ロブグリエ フランス…

夜の思想

夜想うことこそがホンマモン。昼になると気恥ずかしく感じられることがその証。

歪み

どこかゆがんでいるのですがそれもまたいいこと。

役立たず

役に立たないことならなんでもしますよ。

目的地

どこにもたどりつけはしないのでしょう。

メンタリティ

同じような形の生きものはだいたい同じようなメンタリティを持つにいたるかもしれません。形がメンタリティをつくるのかもしれません。メンタリティが形をつくるのかもしれません。

求める必要もありません。だって最初から与えられているのですから。

見ざる聞かざる言わざる

とりあえず楽な道を示してくれている教訓。

ママ

子どもの唯一の味方にして、最大の敵。

余白

余白の多さがゆたかさです。

休む

休めるときには休むのがいい。たぶん生きものとしてのただしいありようなのだから。

持ちもの

タビビトはあまりモノを持たない。自分で運べるものだけを持つ。せいぜいタバコと筆記具とナイフとトランプ、何かの詩集くらい。

メモ

メモはたのしい。この手帖も五十音に分類されたメモに過ぎません。メモをメモのまま完成品にすることはできないものでしょうか。

無人島

本当にそうなったら絶望するだろうにひとり漂着してしまうことに人は──特に男は──ロマンを感じてしまうフシがある。

ミス

ミスの多い人間として生きたかったものです。

万年筆の故障

傷だらけの万年筆はどことなくほこらしげに去りゆく自分を眺めている。

ステーションの奥の奥

ステーションの奥の奥 (ミステリーランド)山口 雅也講談社発売日:2006-11-09ブクログでレビューを見る»★ ひそやかに謎つつみこみ古き駅少年少女が事件追ううち東京駅が舞台。主人公たちが泊まったステーションホテルに数泊したことがあります。ちょっと感慨…

シーボルト 日本植物誌

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醜い

なにかを醜いと感じたらたいがい自分の方が醜くなっているのです。

ほどペンの世紀

ほどペンの世紀 うわのそら書房編集部・編 A4判 350頁 2800円 ものには「ほどほど」というものがあります。 身に合った以上のものを持っていてもあまり意味がないとは言えるでしょう。 ほどほどのもので充分。そうではあるのでしょう。 ほどほどのものの方が…

魔法

あるとき不意に、魔法を使えないことに気づくのでした。

引っ越し

引っ越しはどこか旅に似ています。引っ越し好きな人はタビビトを心に宿しています。

ハレの日

ハレの日には女が笑ふ。

のらりくらり

こうでありたいものですね。

猫背

すこしだけわざと猫背にあるくのは猫にちかづきたいからか。とはいえ猫って猫背なの?

苦味

にがみはなんか、カッコイイ。

なまけもの

「めんどくさがり屋」とほぼ同義だが「めんどくさがり屋」の方がまだ何かする可能性はありそうです。「なまけもの」の方がほほえましいような気はします。

会議の風景

外からの光が磨りガラスごしにやわらかく入ってくる部屋で会議をしました。「…ということです」「ああ、かまへんやろ」「ああ、かまへんやろ」「ああ、かまへんやろ」社長が言いました。「まあ、てきとうに」だいたいいつもこんなもんですね。よく成り立って…

才能

たいがいの才能それは気付かれず惜しげもなしに捨てられる。それはともあれ本当に才能なのさと呼べるのは努力を努力と感じぬ心。

自殺

人生をおのれのものとしたいのならば死すらおのれであやつるべし。そんな意味での自殺であれば肯定してもかまわない。されど生死はさほどにはこだわるほどのものでもなし。生きていくほが楽だもの。