いいことば

できるだけ当時のジャーナリズムから馬鹿にされるような題名を選んだんです

朝日新聞2011.04.13夕刊「時の回廊」。 五木寛之氏が自身の作品「青春の門」について。 もともと自分のなかに、いつも反対のほうへいくひねくれた気質があるんです。

「椅子は最小の建築と言われるのですよ」

中部経済新聞2011.04.09。 読書欄中の「ページの余白」というコーナーの写真ネームで『日本人の坐り方』の著者矢田部英正さんが。日本人の坐り方 (集英社新書)矢田部 英正集英社発売日:2011-02-17ブクログでレビューを見る»

価値観

まったく、おかしな姫君だぜ。物事を面白えか面白くねえかで決めてやがる(米村圭伍『退屈姫君 これでおしまい』より)

『影のオンブリア』マキリップ…ハヤカワ文庫p.183

いまからこのわたしは誰にも邪魔されたくないからね。生きてるやつにも、死にかけてるやつにも、死人にも

『影のオンブリア』マキリップ…ハヤカワ文庫p.166

かれはこの世でどこにも行くところがないのだから、どこにいるかわかったものではない。マグと同じように、どこにも属し、どこにも属していない。出自はあいまいで、真の名前を持たない。

哲学

曖昧模糊としてビールのどっぷりしみた哲学 『影のオンブリア』マキリップ…ハヤカワ文庫p.34

人間ではないので…

人間ではないので、人間のしていることに興味はなかった。 『影のオンブリア』マキリップ…ハヤカワ文庫p.28ぼくもけっこう人間のしていることに興味ないんですけど…。

ビールは

ビールは「社交的な飲み物」、日本酒は「一人さびしく飲むもの」。 誰かのセリフらしい。なるほど、と。

最近気に入ったセリフ

この地上では あらゆる不幸が わたしを襲う……(皇妃エリザベート 名香智子 講談社+α文庫) やつらの目的は、不可思議な犯罪をこの世にもたらすことそのものなんだ。犯罪を犯すことそれ自体によって、やつらは変えようとしているのさ(紅天蛾 太田忠士 講談…

最近気に入ったセリフたち

もちろん、調べれば分かる。でも調べない。(『Bolero』吉田音…筑摩書房p.23)★うんうん、大事な態度です。 「そう、探偵というのはね、事件があって呼び出され、『さぁ、それでは』って推理するだけでは本物とは言えないんだ。なんら事件なんて起きてないけ…

ぼくはただおもしろがりなだけです。

建築探偵桜井京介の事件簿「灰色の砦」篠田真由美…講談社ノベルス p.42読みはじめた。これまででいちばん読みごたえありそうな予感。 ぼくもおもしろがりなんですよねえ。どんなシチュエーションでも、どこかおもしろがっている。だから記憶にあるかぎりで腹…

夜はあまりにも

寝て過ごすには、夜はあまりにも貴重だった。(イーグルストライク アンソニー・ホロヴィッツ 集英社p.178) 共感です。とはいってもぼくの場合は寝るかわりに無為に過ごすのですけどね。無為が大事。

仙去とは

仙去とは屍体をあとにとどめずに他界することで、この術を体得した者を尸解仙(しかいせん)と称する。即ち大仙の証しである。(大仙人 舟崎克彦 p.33) いいですねぇ。こんな死に方が理想かな。でも大仙人にならへんとアカンのかぁ。

からっぽの壺を

からっぽの壺を一個、屋上に置き、日が暮れると彼はその中にもぐりこんでやすんだ。(大仙人 舟崎克彦 p.40)こういう浮き世離れした眠りかたをしたいもんです。

なんだか、別の世界に行っちゃうみたいな感じ

玄い女神|篠田真由美|講談社ノベルス(p.28) 館までの深い森を通っているときの蒼のセリフ。まあ、アプローチって大事やもんね。 山は異界さ(p.28) 玄い女神ってパールヴァティーのこと?「3×3EYES」やね。あれ?今不意にカーリー・ドゥルガーって名前が浮…

そういうものだ。人間は後悔するように出来ておる

蝉しぐれ|藤沢周平・著|文春文庫(p.112より) 父と今生の別れをすませた後、不意に伝えたかった言葉がたくさんあふれてきたとき、友人の小和田逸平が慰めともつかぬセリフを吐く。

世のたいていの人々が夢中になっていることに、いっさい興味を示さないのが真の閑人なのである。

フィンガーボウルの話のつづき|吉田篤弘|新潮社|p.61よりなんにも興味を持たないからヒマなのだとは言えますが。いいですねえ。ぼくも閑人でありたいものです。えっ!?もうそうなんだってさ。 でもねえ、閑人たらんとすることは、すでに閑人でなくなって…

「他に選択の余地があった?」「かもしれん…と思うのが人情さ」

『攻殻機動隊』士郎正宗…講談社p.192より 部下の死を後悔しつつ、素子とバトーが。

それゆえに きみよ 天まであがれ

天まであがれ!(2)|木原敏江・著|秋田文庫|1999年 新撰組のマンガ。皆が死んだほぼ最後に出てくる言葉。天真爛漫に生きた総司に対して、死んだ皆をともに天まで連れていってほしいと語る、たぶん作者のセリフ。

おまえ、体んなかに、血じゃなくてコーヒー流れてんじゃない?

道〜ROAD〜|ルイス・サッカー/幸田敦子・訳|講談社|108ページより状況はさほどかっこいいもんじゃないです。 どうしてもじっとしてられない「ぴくぴく」と呼ばれる少年。我慢に我慢を重ねても73数えるまでしかじっとしていられなかった、その直後に言わ…

なぜだかうれしい

「今のイラクにサッカーより大事なものがあることは私も知っている。(中略)それでも、イラク人はサッカーを必要としている」(朝日新聞5月13日夕刊)イラクがサッカーでオリンピック出場を決めて、監督のベルント・シュタンゲさんが。