よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ぼくはただおもしろがりなだけです。

建築探偵桜井京介の事件簿「灰色の砦」篠田真由美講談社ノベルス p.42

読みはじめた。これまででいちばん読みごたえありそうな予感。
ぼくもおもしろがりなんですよねえ。どんなシチュエーションでも、どこかおもしろがっている。だから記憶にあるかぎりで腹が立ったことがない。一見おだやかなヤツってわけだけど、じつは鼻持ちならないよねえ。ホンマ。
こうやって自分を守っているとも言える。だから、このセリフ吐いた高校生クン、殺人者の資格ありかもね。守りきれなくなったら、そこにあるものはとても弱い。