よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

正義

「正義と悪は反対語ではないんじゃない?」 「うーん?」 「たぶん同義語なんだ」

あくまでも手持ちの中から選びます

要約のための参考資料はおおむね以下の通り。 神話・説話のたぐいから、個人の小説作品まで含めます。 聊斎志異(全4冊)◆蒲松齢/柴田天馬・訳◆角川文庫 中国の、古うい、酔っぱらった夢。おかしなヤツだから、好むのか、意外にまともだから 好むのか、ぼく…

群発頭痛

地震みたいなネーミングだけど頭痛。 二十代から四十代男性に多いとか。 最強の頭痛と言われるらしい。 これにはなりたくないと思えるほど。 五十代になると自然に治ってしまうという説もありますが。 群発頭痛を治す (健康ライブラリー)講談社 2009-05-29売…

サルに噛まれた話

今サルの写真を見ていて不意に思い出した。 サルに噛まれたことを。 小学生の低学年の頃だったと思う。 近所の魚屋さんがサル(たぶんニホンザル)を飼っていた。 彼(ないしは彼女)はいつも店の前の止まり木に乗っかって、道ゆく人を睥睨していた。 子ども…

『蟲師(9)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2008年)

蟲に関する簡単なリストを下に置きます。

たばこ爺

うちの近所に、たばこをすってる人を見かけたら、 「たばこすうなっ!!」 など口をきわめてののしる爺さんがいてる。 無視されたら、 「アホちゃうか」 と吐き捨てる。 ぼくは、その爺さんのことをひそかに「たばこ爺」と名付けている。 人は極端に嫌いなも…

ガストフロント

西日本新聞2009.07.18朝刊より 英語で「突風前線」の意味。発達した積乱雲ができると、雲の中の雨滴が蒸発する際、周辺の空気が冷やされて急速に下降する「ダウンバースト」が発生することがある。この下降気流が地表に到達した後、暖かい空気とぶつかってで…

「目まいのする散歩」武田泰淳

目まいのする散歩 (中公文庫)武田 泰淳中央公論新社発売日:1978-05ブクログでレビューを見る»読書日記。読んだつもりで実はまだ読んでなかった本のひとつでした。ふしぎな散歩がいろいろ。たゆたうように読むのに向いている。主人公(作者?)は眼となる。…

ウロ

「ウロがきてるなあ」 「そのウロって、ホンマのとこなんのこっちゃ?」 「ウロさまゆう怖ぁい神さんがおってな、その神さんがな、脳みそをな、チューチュー吸うていきはんねん」 「………ウソやろ」

「タイタニア」田中芳樹

タイタニア1 疾風篇 (講談社文庫)田中 芳樹講談社発売日:2008-09-12ブクログでレビューを見る»宇宙を支配しているタイタニア一族。その帝国の前に「ヤン」的なとぼけた敵が立ちふさがった。 タイタニア2 暴風篇 (講談社文庫)田中 芳樹講談社発売日:2008-11…

たったひとつ

「たったひとつ」を探していると逆にモノは増えていく。 【例】「これだけ持っていればいいと思えるたった一本の万年筆」を探していると、その過程でどんどん万年筆は増えていく。そして、完璧に満足することはあり得ないので、さらに増えていく。「べつに万…

『蟲師(8)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2007年)

この巻では「隠り江/こもりえ」という話が好き。水郷柳川のイメージだとか。 蟲に関する簡単なリストを下に置きます。

臓器移植法の成立で気になったこと

もしかしたら、「人の死」と、臓器移植は別の話なのではないか、と。 臓器移植法が成立しました。 これ自体は大筋としては問題ないのだろうと思っています。 時代の趨勢とでもいうのでしょうか。 仕方がないのだろう、と。 ただ、根本の部分で釈然としない気…

「路上のソリスト」 新聞記事より

山梨日日新聞2009.06.24朝刊(共同通信か?)より全文引用します。 路上生活をしていた音楽家と新聞記者の交流を描く映画「路上のソリスト」(ジョー・ライト監督)が全国順次公開中だ。原作のコラムを書いた米ロサンゼルス・タイムズのスティーブ・ロペス記…

受動的

受動的であっても、何もしないわけではない。 その結果を、なかったことにしてもらえるわけでもない。

自転車に関する本(読みたい本)

サイクリング・ブルース 忌野清志郎 自転車をめぐる冒険 ドロンジョーヌ恩田 自転車をめぐる誘惑 ドロンジョーヌ恩田 ぼくとママの黄色い自転車[文庫] (小学館文庫) 藤田杏一 アオバ自転車店 1巻 (ヤングキングコミックス) 宮尾岳

価値観

まったく、おかしな姫君だぜ。物事を面白えか面白くねえかで決めてやがる(米村圭伍『退屈姫君 これでおしまい』より)

知ったかぶり

「知ったかぶりすんなや」 「わかってるようなフリをするということは、そうありたいという姿が少し先にあるということで、向上心のあらわれなのだよ」 「ものは言いようやな、おい」

ウワバミの食べた草は何だった?

こんな落語があります。うろ覚えですが。そばをたくさん食べたい男がいる。 大会かなんかがあるんだっけ?旅先で人を丸呑みにしたうわばみを見る。うわばみ、食べすぎで苦しんでいる。 うわばみ、近くの草を食べる。 みるみる腹がへこんで楽そうになる。男、…

サルでもできる顔の識別

朝日新聞2009.07.12朝刊より サルが人と同じように目、鼻、口のバランスをみて顔を瞬時に識別していることが、京都大霊長類研究所の足立幾磨・特定助教らの研究で分かった。人はサルと約3千万年前に共通の祖先から分かれており、人は少なくともこの時点で他…

ヤヌス

正反対のことを語ってみれば、たいがいの場合、どちらも正しい。

人はなぜパニックに陥るのか?  (パニック)

突然予測外のできごとが発生すると人はパニックに陥り、何がなんやらわからなくなって、あらぬ行動を取ってしまいます。 なぜ、そんなことになるのだろうか、と考えてみました。 まず、人も生物であるからには、パニックに陥ること自体も生物的な仕組みであ…

機体特性の変化を少なくするシステム

航空機事故などの原因は、もちろん故障なのだが。 故障そのものというよりも、故障により「機体特性」が変化することにあるという考え方。 東京新聞2009.05.05より 「ヒト」というシステムが、その機体特性の変化に対応しきれないゆえに事故という結果になる…

カラスのあいさつ

東京新聞2009.07.06朝刊より。 日比谷公園のカラスの中に「アロー」とフランス人のような発音であいさつする一羽がいるそうだ。 カラスには声帯に7種類の筋肉があり、5種類のオウムをも凌駕しているとか。 エサも豊富で、遊ぶ余裕があるからだろうと杉田昭栄…

『蟲師(7)』漆原友紀…講談社アフタヌーンKC(2006年)

今後の重要人物(かもしれない)人物クマド登場。 蟲に関する簡単なリストを下に置きます。

『蕭々館日録』久世光彦…中公文庫(2004年)

なんというか、表現に困るけど、うまいなあ、と。評価「○」。 蕭々館日録 (中公文庫)Amazon bookmark with Amab.jp on 09.07.05 中央公論新社 (2004-06)おすすめ度の平均: 素晴らしい、星8つ!Amazon.co.jp で詳細を見る 大正から昭和に移る頃。 ある作家の…

詩人

詩人と出会った 星と花を夢のなかでうたってる 恥ずかしいヤツ こいつほんとに生きているの あなた 鏡を見てなにをぶつぶつ 言ってるのかしら

決まりごと

決まりごとが増えるとと守れなくなる。最低限度ですませるのが望ましい。 基本的には、根本の「考え方」のみ示し、あとは各自が状況に合わせればいい。 ただし、その具体例として細かく決めておくことが必要な場合も多い。 実はそれがけっこう問題。 具体例…

適当

多少、適当であったり捏造したりしてても、ぼくは許します。 ぼくに許される必要もないでしょうが。

ゆらぎ

ゆらがない人よりも、ゆらぎまくる人の方が好きです。