2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧
鷹野の記憶戻る。そのきっかけをくれたのはなんと比々希。そして真に再会する二人。次が最終巻。イティハーサ(ハヤカワ文庫 JA)水樹和佳子著
再会した鷹野はトオコを覚えていない。鬼幽は罠をかけ、空子都はその罠を承知で鷹野を送り出す。トオコは鬼幽の神鬼輪を塵に化す。
鷹野は空子都に記憶を作り替えられただの剣となる。トオコは鬼幽の命により不二の樹海に入る。ふたりの再会は近い。
外伝。晴明の6代目の泰親はすべてわかってしまう故にむかしくかなしかった。影を喰らう魔物を鬼に追わせるが…。あと鬼と妖怪たちの一瞬の交流。影喰らい(小学館キャンバス文庫)霜島ケイ著
「あとになってみればこうすればよかった」が多いお話。世界の狭間にある異界の英国での陰謀に対する性格のわるい子どもたち。花の魔法、白のドラゴンダイアナ・ウィン・ジョーンズ作・田中薫子訳出版社 徳間書店発売日 2004.08.25価格 ¥ 2,520(¥ 2,400)…
ユミちゃんが、嫌いなシシトウを大量に食べさせられそうになったが、三吾にぜんぶ押しつけてしまう話?マヨイガ 下(小学館キャンバス文庫)霜島ケイ著
弓生が神隠し?聖がすっとんでくる。おかげでシリアスに展開していた連中のペースは狂いっぱなし。迷い家に向かう。マヨイガ 中(小学館キャンバス文庫)霜島ケイ著
大きいつづらと小さいつづらどっちがいい?御影の術者が東北の村を壊滅?人身御供となった兄眞巳を救いに三吾が行く。マヨイガ 上(小学館キャンバス文庫)霜島ケイ著
数々の試練を乗り越えて城にたどり着いたパーラはジットと対決し自分が何者なのかを知る。解説者と同じく、「モモ」と「アリス」を足して割ったようなお話だと思いました。でも、ちょっと物語に乗り切れなかった。この人の他の作品のほうが好き。かんじんの…
イブの夜少年の前に現れた汽車は北極点への旅に。映画「ポーラー・エクスプレス」原作。たしかに、やわらかい光が印象的な絵。急行「北極号」C.V.オールズバーグ絵と文・村上春樹訳出版社 あすなろ書房発売日 2003.11価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)ISBN 4751…
詩と思想の町シレンチアから言葉が失われ、人々の心はすさんでゆく。詩と物語が大好きな少女パーラは城の大金持ちジットを疑う。この作者の前の作品、「失われた記憶の博物館」よりは楽しくない。今のとこ。《ノンノ・ガスパーレのことばは、きらびやかな宝…
禁チョコ法成立!チョコが食べられない。ひぇ〜〜 《おれたちはぺしゃんこにされない!》(p.140)。少年たちが立ち上がる。チョコレート・アンダーグラウンドアレックス・シアラー著・金原瑞人訳出版社 求竜堂発売日 2004.06価格 ¥ 1,260(¥ 1,200)ISBN 47…
不二の里に着く鷹野。天音や空子都(クスト)に出会う。穏やかな里に、魅了される。その他の連中もそれぞれ不二をめざし…。イティハーサ(ハヤカワ文庫 JA)水樹和佳子著出版社 早川書房発売日 価格 ¥ 6,027(¥ 5,740)ISBN bk1で詳しく見る
物言えぬ人々の集う城で、それぞれの物語がタロットの札を並べることにより、つづられる。 偶然だけど、ことばをうしなうというシチュエーションのお話が重なった。ラルフ・イーザウの登場人物はむりやりことばを取り戻そうと奮闘するが、カルヴィーノの人物…
骨牌使いの占い師アトリは黒い狼のような放浪の剣士ロナーと出会う。そして世界を創る詞を統べる十二枚の骨牌と十三枚目の謎に関わってゆく。《「すばらしいわ、ドリリス。今度ばかりはあなたのそのまちがった信念も、否定しないでおいてあげることにします…
らくだこぶ書房21世紀古書目録クラフト・エヴィング商會,坂本 真典筑摩書房発売日:2000-12ブクログでレビューを見る»題名を聞くからに楽しそうな本。未来から来た古書目録。注文すると不思議な本たちが届く。これは、ファンタジー小説です。(2005年02月01…