よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

〈骨牌使い〉の鏡|五代ゆう|富士見書房|2300円|507頁|刊2000年02月|了2005年02月03日|幻小|

 骨牌使いの占い師アトリは黒い狼のような放浪の剣士ロナーと出会う。そして世界を創る詞を統べる十二枚の骨牌と十三枚目の謎に関わってゆく。

《「すばらしいわ、ドリリス。今度ばかりはあなたのそのまちがった信念も、否定しないでおいてあげることにします」》(p.36)

《「都市にも住まない、組合の保護下にも入らない流れ者としちゃあ、いつでも耳をすましていて悪いことはないんでね」》(p.69)

〈骨牌使い(フォーチュン・テラー)〉の鏡(Fantasy essential 2)
五代ゆう

出版社 富士見書房
発売日 2000.02
価格  ¥ 2,415(¥ 2,300)
ISBN  4829174129

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