よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

脳についての本を読むと自分が見える

脳に関する研究の記述や、本を読むのは楽しい。 脳一般について書いてあるのだけど、だんだん自分自身のことが理解できてくる。 自分が見えてくる。 でも、 ということは、 ふだんは「自分」という殻の中に入っているから自分しか見えず、「自分」という特殊…

騙される

騙されるのは、まあどーでもいい。 疑いを抱くことが気色わるい。

二冊のユニークな本

雑誌を買いに行ったついでに他の棚も眺めていました。 そして、なんだか欲しくなった文庫本を二冊買いました。 本当に久しぶりです。 リアルな書店でまともな本を買うのは。 四年ぶりくらいかもしれません。 雑誌はちょいちょい買うのですが。 今はほとんど…

引き出し

日常生活だけでも引き出しは増えてはいくが率は悪い。 よっぽど感受性の豊かな人でないと。 普通の人間は、日常的でない体験を積極的に取り入れるようにしないと、なかなか人としての深みは保持できない。

「探偵ガリレオ」東野圭吾

探偵ガリレオ (文春文庫)東野 圭吾文藝春秋発売日:2002-02-10ブクログでレビューを見る»いまさらながら「ガリレオ」。まず、佐野史郎さんのガリレオを見たくなった。福山クンのも悪くなかったとは思うが。トリックの種明かしは、小説の方がむしろわかりやす…

理解

あることについて50%くらい理解している者は、70%くらい理解しているものに対して「わかっちゃいない!」と平気で批判する。 70%くらい理解している者も、やはり90%くらいの者を平気で批判できる。 でも90%以上理解できてしまうと、他者を批判できなく…

行き先

行き先がなくったって平気さ。こうして移動できてさえいるならば。

尊敬

相手を尊敬していないと何も得られはしない。 尊敬しようという意識さえあればどんな相手からでも得られるものはある。

片づける

片づけるというのは垂直方向。 平面的に並べていると片づけているとは取ってもらえない。 平面的なほうが使い勝手はいいのだけど。 現在の多くの建物は垂直への(片づけの)ベクトルが働いている。 何を片づけているの? もちろんニンゲンを。

予言

予言が発せられたことによってはじめて予言は成就する。

死んだらどこに行く?

「人はなぜ死ななければならないんですか」 「より大きなもののところに戻り一体となるために」 「えらくまあ、宗教的なんですね」 「えっ?科学的にも同じようなもんだよ、たぶん」

積極性

人は無責任でいられる場合には積極的になりやすい。

繰り返し

ある行為を繰り返していると、その質はだんだん劣化していく。 その行為をなすことに対する熱や、意識が薄れていく。 なぜだろう。 ほとんどの人がこれには該当すると思う。ということはヒト(生物)に普遍的なことなのだろう。 ということはそういうあり方…

コミュニケーション

「コミュニケーション不足だと思う」 「コミュニケーションが十全に取れることなんてまずありえないから、そう言っとけば、間違いはないよね」

ええかげん

「ええかげん」なものの言い方をしたからといってその中身までえ「ええかげん」とはかぎらない。

塩を噛むのも砂を噛むのも感触はほとんど違わないと思えるのだけど塩を噛むことには好感を抱き砂を噛むことには不快感を抱く。

賢いカラスの映像

細い筒の水面に浮いていて、取れそうにないエサを、カラスはどうやって取るか?