よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

二冊のユニークな本

雑誌を買いに行ったついでに他の棚も眺めていました。


そして、なんだか欲しくなった文庫本を二冊買いました。
本当に久しぶりです。
リアルな書店でまともな本を買うのは。
四年ぶりくらいかもしれません。
雑誌はちょいちょい買うのですが。
今はほとんどネット書店で買ってるので。


さて、その本は次の二冊。


一冊は佐藤雅彦著の「毎月新聞」。
中公文庫から出ました。
かつて毎日新聞に連載されていたのを楽しく読んでいたので。
最初の「創刊準備号」が掲載されたのが1998年10月21日。
横浜ベイスターズが38年ぶりプロ野球日本一になった、あの喜ばしい月だったのかと(ベイのファンなので)。
終刊が2002年9月18日。
毎月一回、約4年間、48回分の楽しくて、ちょっとなるほどな文章が詰まっています。

毎月新聞 (中公文庫)
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star佐藤雅彦ピタゴラスイッチ大好き!!!
starモノゴトとの付き合い方、考え方、感じ方がよくわかる『新聞』。

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もう一冊は河鍋暁斎暁斎百鬼画談」(ちくま学芸文庫)。
江戸も好き、妖怪も好き。
ということで暁斎の画集は数冊持っているので、いまさらこれを買う必要はなかったかもしれないけど、なんかこういう小さな本も欲しくって。

河鍋暁斎 暁斎百鬼画談 (ちくま学芸文庫)
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あんまりつながりもない二冊ですが、強いて言えば、どちらも、すんごくユニークです。
なんだか遊ばせてくれる二冊です。