よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

たったひとつ


「たったひとつ」を探していると逆にモノは増えていく。

【例】「これだけ持っていればいいと思えるたった一本の万年筆」を探していると、その過程でどんどん万年筆は増えていく。そして、完璧に満足することはあり得ないので、さらに増えていく。「べつに万年筆だったらなんでもいいや」と考えている人の方がたった一本で済ませられる。