よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2008-02-11から1日間の記事一覧

山本健吉「基本季語五〇〇選」

基本季語五〇〇選 (講談社学術文庫)山本 健吉講談社発売日:1989-03-07ブクログでレビューを見る»眠りにつく前の5分間この本を開いて時空の旅に出る日本もわるくない何度繰り返して読んでも大丈夫。常に「いま読んでる」で「読み終わった」にならない本。一…

それなりに

いいことばだと思うのです。ほどほどでいいという意志表示があります。

いっぽんの線を引いてみましょう。それは、あなたです。

ずさん

「めんどくさがり屋」とはちょっと異なります。「めんどくさがり屋」はずさんなことをするくらいなら何もしません。

自分さがし

探さねばならない程度の自分なら探す必要もないでしょうし、探す価値があるほどの自分であるならば探さず放っておいてもいずれ現れてくるものです。

先のこと

先のことなんて見えない方が刺激的。

個性

自己満足できているできているときに最も発揮されていると、もしかしたら誤解されているかもしれない宝物(じつはしょぼい宝物かもしんないけど)。

クローン人間

もし本当に技術的に可能であるならば、どれほど規制しても必ずいつかクローン人間は登場します。人類はおそらくきっとこれまでに可能なことを見逃したことは一度もないでしょうから。そのとき可否を問うても詮無いこと。自分の存在が否定されてしまうとその…

鍵はふたつの顔を持っています。やすらげるなじみの場所に入るための鍵と、見知らぬ旅へと出るための鍵。