他校との合同体育祭の準備。
奈子を狙う他校の男。
ハルカの過去の女。
シャリマー(カエル)がいい味?
世の中にはね汚れない存在なんてないんだよ(P.186)
紅(ホン)との和解。
「怜ちゃんの優雅な休日」で怜くんのことが少し見えてくる。
朝比奈くんの優雅な休日。
ケビン先生とアッサムの間に起こったことがわかる。
おまけは「白雪姫」。
生徒会長(菊花)とヒゲゴリラ(みどりくん)の関係がわかる。
そして謎の男子生徒が暗躍?
ライバル登場?と好意を抱けなかった奈子たちだが、真意を聞いて…。
なんと怜クンの正体がわかってしまう。
まだ続けられるのか?
部室の備品を揃えようとする奈子たち。
修学旅行完。
アッサムへの恋を自覚する奈子。
ハルカの妹唯。
セイロンの母ケニルワース。
王たちの企み。
そめこは誕生日にある決心をしていた。
50質はセイロン。
特別ゲストにあの方。
紅牡丹(ホンムータン)との最後の数日、疑似恋愛を楽しむそめこ。
そして別れの日…。
一方、紅茶の国で不穏な動き。
アッサムの記憶を失い大学生としての日々を過ごしていた…。
そんな彼女の前に現れた青年は
彼女の失った大事なものを取り戻すことができるか?
長かったですけど、ついに大団円。
まだアニメ化されていないのが不思議な作品ですね(されてたりする?)。
(2007-03-04読了)
紅茶国に関する簡単なリストを下に置きます。
【アールグレイ】奈子の呼び出した紅茶王子。気の優しい高貴な感じのいかにも王子様な少年。作品の中でだんだん地味な存在になっていってしまいましたが、最後に大きなセリフを発しました。「生きていくことに逃げなんてない あるのは選択だって」
【アッサム】ハルカの呼び出した紅茶王子。野生的な少年。
【アリヤ王妃】ゴパルダーラの妻。アッサムの母。亡くなっている。人間だが添花、クインマリー、ケニルワースとも仲が良かったらしい。すべてはこの人がキーになっているようだ。
【オレンジペコー】菊花の呼び出した紅茶王女で菊花大好き。アールグレイの妹。アッサムの婚約者。
【菊花】生徒会長。毅然としているがじつはやさしい人。ペコーの主。
【クイニー】本名クインマリー、かな?アールグレイやオレンジペコーの母。プリンストン王の妃。
【ケビン】奈子たちの学校に来た教師。じつはアッサムの元の主人の一人。
【ケニルワース】セイロンの母。女王。男のような物言いするタフそうな女性。
【健太】奈子の弟。やんちゃ。
【ゴパルダーラ】アッサムの父王。とらえどころのないしたたかなヤツ。なんか企んでる?
【皐月】生徒会の役員のひとり。まじめそうな子。
【シャリマー】セイロンとともに来た召使い。蛙。大喰い。
【粧子】奈子の母。キップのいい女性。料理評論家?
【そめこ】奈子の親友。天然ボケ系。よくモテる。紅牡丹の主。
【ダージリン】ダージリンの紅茶王子はなぜか欠番になっている。と読んだときいつかは出てくるだろうとは思った。ちなみに怜一クンちの黒猫の名前でもある。
【奈子(たいこ)】主人公、かな。紅茶同好会の部長。アールグレイの主。正義感が強い前向きな女の子。
【添花(ティアンファン)】錦上添花(ジンシャンティアンファン)。アリヤと仲が良かったらしい。ゴパルダーラに嫁ぐ予定だったが暗殺された(らしい)。
【ディンブーラ】セイロンの父、ケニルワースの夫。力ある3人の王の一人だったらしい。彼が亡くなった後ケニルワースが女王になる。ある者を封じる鍵となった(彼が生きている限り封印は解けない)。やさしい人だったようだ。23巻の表紙になっている。
【ハルカ】奈子の幼なじみ。頭脳明晰、運動能力も高く、決断力、指導力もすぐれている校内ではけっこうなVIP。でも、奈子たちの間ではちょっと地味。アッサムの主。
【ヒゲゴリラ】菊花の幼なじみ。園芸部の部長。見た目はゴツイが気はやさしい。ペコーはヒゲゴリラと呼ぶ。菊花は彼のことが好きなようだ。
【プリンストン】アールグレイやペコーの父王。でっぷり太ってやさしい王様。
【ベルガモット】セイロンとともに来た召使い。猫タイプ。22巻目にして人間形態披露。
【紅牡丹(ホン・ムータン)】そめこの呼び出した紅茶王子。ちょっと頭が堅いところあり。
【唯】ハルカの従妹だっけか。アメリカの学校に行ってる。
【怜一】奈子の叔父カナ?フルネームは久木怜一。なにか秘密があるようだが。まあ、あるていどのトコで見当つくでしょう。