よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「暴れん坊本屋さん」久世番子

町の書店の実態がわかるマンガ。
興味ぶかいです。
「へぇ」がいっぱい。


本屋になりたい人は
これを読んで
ますますなりたくなるか
あきらめてしまうか
どっちでしょう?
今回も大騒ぎの
番子さんたちでした

2007-03-04読了)

 
暴れん坊本屋さんに関する簡単なリストを下に置きます(2巻目だけから抽出)。


芥川賞】と直木賞がなぜ年に二回もあるのか、その謎が今明らかに!本屋の売上が二月と八月には減るからだそうです。
【かーやまさん】癒し系の出版社営業員。本はあまり売れないらしい。
【雑誌のもくろく】毎年春に発行される、すべての雑誌データが載っている冊子。350円。本屋さん必携だとか。
シュリンク】本にかけるビニール袋。番子さんはこの作業が得意。
【スピン】ついてる本もあるひもしおり。
【担当さん】いっしょに苦労している番子さんの担当。
【店長さん】文芸書担当。読書は好きだが、少しくらい高い本でも読んだら何の躊躇なく即捨ててしまう、本に対する愛着はない人。字が下手で他人には(本人にも)読めない。
【中山文則】芥川賞作家。番子さんとは小中高校を通しての同級生だとか。
【ハチさん】コミックス担当。番子さんの秘密を知っている。
【バックヤード】本屋の倉庫室みたいなとこらしい。
【番子さん】子供嫌いの児童書担当店員にして漫画家。ナイショにしている。
【返品】返本とも言う。ほとんどの本は委託販売という形を取っているので売れない本は容赦なく版元に返されてしまう。
【POP】最近流行の本屋さんが書いて本に添えてる小さな説明広告。数が多くなってうっとうしい感じになってる本屋さんもあります。店長いわく「POPは情熱(パッション)!!」