よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「妖怪アパートの幽雅な日常」香月日輪

7巻目読書中・・・
■三年生追い出し会など。
■魔女たちの饗宴。生贄は千晶。
■暗い萌えは、萌えじゃねぇもんな。(by千晶)。
■妖怪アパートにてエロスとタナトス談話。
■妖怪アパートにて親子論。
■生活に必要なことだけじゃ、人間は成り立たないからね!(by詩人)
■秋音ちゃんも修行のためアパートを離れる。
■えーと、夕士ママに「新しい家族」?
■ちょっと気になるまり子さんの様子。そして、まり子さんの過去。



1.第三弾は学校が主舞台
2.妖怪アパートはバランス感覚育成機関?
3.尊敬できる大人たちとただ歳をへただけの者たち
4.違いのある者たちを嫌うのが人間
5.「知ってしまった」から「わかるようになった」ということもある
6.学校の怪談(高校で)
7.前の学校でなにかがあったらしい、暗い教師
8.価値観の崩壊と再構成
9.言霊というものがある
10.縁があるなら見捨てない

2011.07.13読了


■レベルアップした夕士クン
■二年生の夏休み。
■修行第二段階に。いきなり体重10キロ減。
■自殺未遂の女の子。
■バイト先の新人バイトたち。
■驚異のアイテム。
■相変わらず食事の話多し。
■本人だからわからない部分ってのも多いもんだ。(p.114)
2011.08.20読了


二大名物教師の時代がやってきた
■今度は学校が舞台。
■新任の先生が二人。どんな先生でしょう?
■ちょっと問題がありそうな新入部員が英会話クラブに入ってきた。
■修行用の滝を作ってもらった。
■妖怪アパートのお月見。
■「今年も人生を楽しむぞ〜〜〜!!」「おお−−っ!!」(p.234)

2011.10.13読了


雪山にて夕士vs怨霊?
■修学旅行はスキーで雪山に。
■霊的に、ちょっと怪しいホテル。
■千晶センセがなんだか不調だ。
■少しずつ不穏な空気が強くなる。
■夕士クンと千晶センセの萌え〜な関係・・・
■作者の予定では全10巻で、これで折り返したところらしい。

2011.10.28読了


妖怪アパートについての簡単なリストを下に置きます。



※ 途中分からなのでまだ不完全版

アーサー・スティングレー
千晶の友人。
青木春香
新任の英語教師。美人で清楚で教え方がうまい。フールによると、龍さんに似た整った波動をしているとか。でも、きっと悪気はないけどムカつくというタイプじゃなかろうか。「あなたのためを思っているんです」。千晶いわく「厄介だよ、傷つかない奴ってのは」。詩人いわく「善人のまわりの人は、けっこう迷惑するんだよネー」
茜さん
山神に仕える霊獣。オオカミ。
浅田有実/ゆうみ
高校生以上にしか見えない女子小学生。
一色黎明
引用すると《詩人にして童話作家。非常に難解で高尚な詩と、グロテスクで耽美な大人の童話を書き、一部に熱狂的な、というよりは偏執狂的なファンを持つ異色作家だ。》主人公は大ファン。アパートの住人だが人間。
稲葉夕士
主人公。中1のとき両親をなくして以来叔父の家で暮らしていたがこのたび商業高校の寮に入れると思っていた矢先に寮が家事で全焼、妖怪アパートにすむこととなる。
英会話クラブ
主人公が入っている部活。
江上
英会話クラブの部長。女だけど男らしい性格。
縁/えにし
どんな縁にも意味はある。
恵理子
おじさんの娘、ってことは従姉。主人公とはお互いに疎ましがっている存在。
大家さん
なんか黒くて大きい。白い着物。黒坊主という妖怪らしい。手は小さい。
垣内
田代の友人。
神谷
神谷生徒会長と書いてアニキと読む学校一男らしい人。ただし条東高校始まって以来の才媛の誉れ高い美女。主人公と特に接点はないが、大物。
川島と佐々木
バイト先のバイト。
桔梗
猫娘(猫婆?)。サイズは小学生で、顔は猫。夕士クンのお目付け役として派遣されてくる。
久賀秋音
鷹の台高校の2年生。夜は病院でバイトしてるらしい。アパートの住人だが人間。204号室。除霊できる人であり修行中の身。
薬屋
へのへのもへじのお面をつけている謎の薬売り。富山の売薬さんみたいな感じ。自然物から作られた薬がメインだが新しくできた便利なものも売っている。
クリ
子どもの幽霊。すごくかわいい。アパートのアイドル。
剣崎
バイト先の社長。夕士を気に入ってくれてる。古き良きヤクザのダンナって感じ。
骨董屋
なんだか奇天烈な人。アパートの住人だが人間らしい。
寿荘
主人公が暮らすことになったアパート。近所では妖怪アパートと呼ばれている。
桜庭
田代の友人。胸が大きいらしい。
佐藤
アパートの住人。妖怪だがソワール化粧品で働いている。
シガー
深瀬明の愛犬。でかくて金色の目。
島津
バイト先の姉さん。剣崎も頭が上がらない。
条東商業高校
主人公が合格した高校。寮があるはずだったが・・・
シロ
犬。クリの育ての親。幽霊。
鈴木さん
寿荘の掃除をしてくれるちっちゃなおばちゃん。
修行用に大家さんが風呂の横につくってくれた。でも、どこにあるのかはわからない。
竹中
同級生。
田代
クラスメート。気さくな女生徒。凄い情報網を持っているようだ。
タマ
白いオタマジャクシのような、妖怪の幼生。夕士クンに刷り込まれる。ますますお母さんの夕士クンでした。
千晶直己
新任の男性教師。くだけた雰囲気が深瀬明に似ている。主人公は、元ヤンキー?と推理した。生活指導担当。教科は簿記。「知らないこともあるってことを、知ってるだけさ」。女にも妖怪にも?モテる。
月野木病院
秋音がバイトしてる病院。ちゃんとした病院だが、妖怪のための病院でもある。
中谷
担任。
何もしない優しさ
アパートのみんなの優しさは、何もしない優しさなんだ。いつも、しゃべって笑って騒ぐだけ。でも、それだけで俺は癒される。そこから学べる。(5巻p.132)
華子さん
玄関で「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」を言うだけのために現れる幽霊。
長谷泉貴/はせ・みずき
中学時代の友人。一流進学高に進む。眉目秀麗成績優秀、大会社の重役が父、有名な政治家の娘が母。じつは中学校の「裏番」だったらしい。壮大な夢をいだいている。
濱中
スキー実習に随行してくれた看護師さん。「萌えってよくわからない」と言うと田代に「人生の半分を損してる」と返され「半分もっ!!」と大ショック。
深瀬明
目付きの悪い男。一色とは長い付き合い。犬と一緒にバイクに乗って旅をする画家。アパートの住人だが人間。103号室。
藤之先生
月野木病院の医師にして霊能者。妖怪のお医者さんでもある。秋音ちゃんの師匠。50歳くらいのひょろっとした紳士。名前はずっと出ていたが、初登場は第5巻。
風呂
アパートの風呂は地下の洞窟にある。おそらくは異なる場所にある洞窟なのだろう。
ヒエロゾイコン
魔道書(グリモア)のひとつ。22の悪魔が封じられている。
フール
小ヒエロゾイコンのナンバーゼロ(ニュリウス)にして案内役。身長は15センチくらい。慇懃無礼なところもある。
小ヒエロゾイコン/プチヒエロゾイコン
夕士をあるじと認めた魔道書(グリモア)。22の魔物(妖怪?)が封じられているがオリジナルのヒエロゾイコンとは異なりそれぞれの力はさほどたいしたことがなくちょっとした用を済ますことができる程度。カードキャプターのように悪魔を呼び出して使うというかたちだがさくらちゃんのような天才でもない夕士クンとしては書の能力が微弱だとはいうものの使役のため修行を余儀なくされる。
古本屋
1年半ぶりにアパートに帰ってきた住人。日本人らしい。トランクに超希少本詰め込んで商売しながら世界中で本探しの旅。魔導書「七賢人の書/セブンセイジ」の主。
前田
妖怪アパートを紹介した不動産屋。
松岡
夕士クンのクラスの、委員長と書いて「姐御」と読む女傑。神谷の抜けた後の生徒会長に選出される。
まり子さん
スーパーモデル並の容姿。妖怪託児所の保母さん。幽霊。
美奈子・ヴィーナス
千晶の友人。
ヤマさん
バイト先の社員。
山田
アパートの住人。丸っこい小男。庭の手入れが趣味の妖怪。
山本小夏
英会話クラブの新入部員。ちょっと貧相な感じで黒縁メガネの向こうから見る目つきがガンたれてんのか!?って感じ。自分を高尚なものにしたいらしい、ちょっと難しい子。青木先生には心酔しそうな感じだ。
結城
長谷の父親の第一秘書。何をやってもすごい。プリテンダーというやつらしい。
るりるり
寿荘の賄いさん。めちゃくちゃ美味い料理をつくってくれる。幽霊。