よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ウ・イ・ディカ遺跡

ウ・イ・ディカ遺跡とは、ひとつひとつが矢印を意味する石の家が散在するのが特徴の遺跡。

それぞれの建造物は、現在でも矢印の示す方向に少しずつ移動している。年間数センチていどだが。



主人公は、そのひとつをゲットした。なんらかの正当な報酬としてだ。



遺跡にはすでにそれなりの人数が入り込んでいて、店をやっている家もあって、生活にはそう困らない。

主人公も住もうとする。すると、矢印の意味が変わり、家の移動する方向が変化した。



なにか秘密があるらしいのだが…。