よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

明日は我が身

ある民家におじゃましている。
主人が悲しげに語る。
ちょうどあの子が3歳だった頃です。
あなたは何歳だったのですか。
25歳でした。
今は何歳ですか。
40歳です。
主人は40歳の顔になっていた。
ぼくらも40歳の顔になっていた。
60歳になるとこうなります
主人は60歳の顔になっていた。
ぼくらも60歳になっていた。
これが100歳です。
主人は100歳になっていた。
そしてわれわれも100歳になっていた。
しんどくて、あまりながいことたえられそうにない。
そして・・・これが150歳です。
もう、やめて・・・。