よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ペンギンの影

夜の橋の上に二羽のペンギンが立っていた。

おっさんがひっこ抜こうと苦労してるんだけど、重くてまったく動かない。

ぼくは、いてた方がおもろいから、ほっとけばいいのに、と考えていた。