よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

歩くことについて

IMG_0135.JPGここ数日、家と会社の間を歩いています。
片道約5キロ、往復10キロなので、「ちょっとそこまで」レベルですが。
山登りやってましたし、ひたすら歩くのが好きでした。
が、けっこう久しぶりにちゃんと歩いた感じで、わりとしんどくもあります。
体力衰えたなあ。

多少は健康にいいかもしれません。


ともかく、感じたことを。

やっぱり人間の移動の基本は歩きかなあと思います。
身体が不自由で歩くのが難しい方のことを思い、ちょっと気がひけながらも。

まず、気楽であること。
自転車や自動車に必要な「置き場所」がいらない。
ちょっと興味をひかれたらすぐ対応できてしまい、道草を食いやすい。
ほとんどストレスのない移動手段です。

どことなく自由であること。
なんせ、すぐその場で止まれる。
そして、すぐ曲がれる。
いろんなことしながら歩ける。
そして、なんやかんや言いもって、人間は道の王様なのです。強くはなくても、もっとも偉い。

IMG_0137.JPG視界が良くなること。
ゆっくりなので、必然、いろんなものが見えやすくなります。
ちょっと色が濃くなったような気分もします。
そして、これまで気づいていなかったいろんな風景と出会えるのです。






IMG_0136.JPGそして、人間としての限度を超えないこと。
自力で移動するわけで、自力を超えることはできないというのはいい面でもあるのです。
遅い速度は、コントロール可能ということですし、安心感があります。
そしてあまり遠くに行けすぎないのもいいところ。遠い場所の存在が貴重になります。
そして、自分で持ち歩ける異常のものは持てないのです。
行動に制限があるというのはけっこう悪いことではありません。
制限の向こうにあるものが大切なものになっていくのです。





「SimpleMindX」というiPhoneマインドマップを作成できるツールで作ってみました。
IMG_4032.jpg