よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

死の側

比較的生きやすい地で生きているからこそ、
いずれ死すべき者として、
「死の側から見た生の思い出」の視点も抱いていたい。

なにもかもなつかしく、
あたたかで、
生はさほどイヤなものではない。

そして、
カリカリするほどの
ものでもない。