よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「ダレン・シャン」ダレン・シャン

ダレン・シャン10の要素

  • 吸血鬼
  • 死者としての生
  • シルク・ド・フリーク
  • 傷ある者の戦
  • クレプスリーとダレンの絆
  • リトルピープルのハーキャットとの絆
  • 容赦ない死
  • ミスター・タイニー
  • ティー
  • バンパイアの生き方


自己犠牲。
吸血鬼になった少年。
フリークショーでタランチュラに魅せられたダレン。

「SFが読みたい」ベスト100に入ってる。

(2005年04月24日読了)


友情。
あのシルク・ド・フリークに参加。
ヘビ少年や近所の少年と知り合う。
人の血を飲もうとせず衰弱していくダレン。

(2005年05月04日読了)


クレプスリー、エブラとともに都会に。
謎の殺人事件の犯人は?
初GFデビー。

(2005年05月14日読了)


バンパイア・マウンテンに向かうダレンとクレプスリー。
それは試練の旅でもあった。
果たしてどんな場所なのか。

(2005年05月21日読了)


バンパイアとして認めてもらうため5つの危険な試練に挑み、しだいに傷ついていくダレン。

(2005年05月22日読了)


バンパニーズを迎え撃つバンパイアたち。
ダレンは戦いのむなしさを知る。
カーダの真意を知る。

(2005年05月31日読了)


タイニーの言にしたがい大王ハンターとして旅立つダレンたちはもう一人のハンターと出会う。

(2005年06月08日読了)


ふたたびクレプスリーの故郷でバンパニーズらしき影。
ダレンはなぜか学校に行くことになる。
仕組んだのは誰?
そして再会が。
三冊つづきの真ん中でお話としては通過駅の物足りなさ。
でもこの巻にはストーリー以外の大きな楽しみがあるのだ。

(2005年06月16日読了)


ある意味ダレン・シャン真骨頂の巻かもしれない。

ワナにはまり警察に捕われるダレンたち。
脱走作戦のドタバタ大騒ぎ。
バンバニーズ大王との決戦の時。
そして衝撃の(でもないかなあ?)ラスト。
バンパイアに未来はあるのか。

(2005年06月17日読了)


親友の死からようやく立ち直ったダレンはハーキャットと、ハーキャットの正体を突き止めるため異界への旅に。

(2005年09月10日読了)


シルク・ド・フリークとともに故郷にやってきたダレンは懐かしさと寂しさを同時に味わいそれは悪い感情ではなかったがものごとが悪い方向に向かうのがこの作品の常で最悪の敵が最悪の登場をする。

(2005年11月16日読了)


最終巻。
バンパニーズ大王との最後の戦いの結末は?
そして明かされるミスター・タイニーの計画とは?

(2006年04月08日読了)


日本の読者にだけ贈られるプレゼントは、登場人物たちの知られざる感動的なエピソードや、物語の雰囲気を盛り上げるアイルランドや英国の写真がいっぱい。

(2005年06月26日読了)


ダレン・シャンに関する簡単なリストを下に置きます。


【アーチャ】エブラとマーラの次男。うろこがないので蛇人間の兄や妹のことがうらやましい。
【アニー】ダレンの妹。お兄ちゃんのことがとても好き。秘密は守れる子。彼女の血を飲みたくなって、ダレンは家族から離れることを決心する。いずれ再会の日はくるか?大人になったアニーと少年のままのダレンが。
【アリス・バージェス】女警部。謎の連続殺人を追っている。気が強く口が悪い。バンチャいわく「闇の天使」。
【アロー】バンパイア元帥。人間と結婚していた頃妻を殺され、バンパニーズに対する憎しみが強い。
【異界】ハーキャットの正体を探るために、ダレンとハーキャットが旅をした世界。その世界、じつは…
【生まれつき】《たちの良い者が悪い道を選ぶことはあるが、たちの悪い者が良い道を選ぶことはない》(byクレプスリー、9巻p.146)
【ウルフマン】シルク・ド・フリークの見せ物になっている狼男。変身はしない。最初から狼男。凶暴な性質で、いつもオリに閉じこめられている。結果としてダレンが人の血を飲む動機を作ってくれたわけで。
【運命】《じっと待つより、動きまわったほうがいい。動けばとりあえず、運命を変えられるかもしれん》(3巻p.205)
エバンナ】魔女。のようなものらしいが魔女と言うと怒るにで魔法使いと呼ぶべきか?クレプスリーの頬の傷をつけた。カエルを育てるのが趣味。《品はあるが魅力のない女性》byバンチャ元帥(7巻p.124)ミスター・タイニーがメスオオカミに生ませた双子の姉。弟は誰でしょう?
エバンナのカエル】毒があるので近くを通る際にはご注意を。
【エブラ】シルク・ド・フリークにいるヘビ少年。ダレンの親友となる。かなりの度合いでヘビ。体がウロコにおおわれている。目もヘビ。舌もヘビのように二股でその芸はデビーを喜ばせる。脱皮もする。もちろんヘビと仲良し。
【エラ・セイルズ】女性バンパイア。戦闘の達人。自分の尊敬できる相手としか握手しない。一時期クレプスリーと生活をともにしていたらしい。
【オオカミ】バンパイアはオオカミの血は飲めない。バンパイアとオオカミの関係は、人間とサルの関係と同じ。と伝説は言う。
【オマリー】パスタ・オマリー。シルク・ド・フリークの芸人。眠ったまま歩いたり本を読んだりする。
【思いこみ】《ただの思いこみだということは、心のおくそこでわかっていた。でも、思いこみのおかげで、動ける。思いこみがなければ、とても歩けない。》(6巻p.23)
【ガーサ・ティース】シルク・ド・フリークの一員。歯女。鋼でも噛みきることができる。
【カーダ・スモルト】金髪のバンパイア将軍。最年少で元帥に出世する予定。バンパニーズと和解したいと願っている平和主義者。趣味はバンパイア・マウンテンの地図を作ること。危険な趣味だ。
【火葬】バンパイアは死んだらなぜかほとんど火葬を希望する。生きている間さんざん棺で過ごしたからだろうと言うのはカーダ・スモルト
【ガネン・ハースト】バンパニーズ。強い。バンチャの弟。ダレンの親指を切り落とした。
【ガブナー・パール】筋肉質のバンパイア将軍。気のいいおっちゃん。クレプスリーの昔なじみ。《いつかまた、どんよりとくもった晩にでも、どこかでばったり出くわすだろうよ》(3巻43頁)
【髪の毛】ダレンの髪の毛は力量の試験で燃えてしまって以来はえてこない。ダレンは長いことスキン・ヘッドで過ごした。
【傷ある者の戦】バンパイアとバンパニーズの戦争。双方とも指先に傷があるのでこう呼ばれるようになった。
【吸血鬼】→バンパイア
【クモ作戦】悪知恵の働くダレンくんがバンパニーズの注意をそらせるために考案した賢い方法。
【クモの巣】クモの巣印のこの軟膏、かゆみ止めに最適です。一家にひとつご常備を。
【クモの巣キャンデー】シルク・ド・フリークを見に来た人たちのおみやげにどうぞ。
【クラシュカ】グロテスクをまつり、生け贄を捧げている一族。この名称は彼らの発している言葉からダレンたちが勝手に付けた。
クレドン・ラートの間】バンパイア・マウンテンでは部屋に人物の名前がつけられている。クレドン・ラートさんは勇敢な人物だったらしい。今は食堂。
【クレプスリー】→ラーテン・クレプスリー
【グロテスク】不気味なモンスター。なまじ人間に近いところもさらにおぞましい。
【コーザ・ジャーン】1700年前、バンパイアが子どもを作れる方法を追い求める。
【コーマック・リズム】指がちぎれてもまたはえる。シルク・ド・フリークにいることもある。
【サム・グレスト】ダレンと友だちになった少年。2巻で登場。好奇心旺盛でシルク・ド・フリークの一員になりたがっている。ピクルスが好き。
【死】《最悪でも死が待っているだけだ。》byバンチャ元帥(7巻p.122)
【シーバー・ナイル】バンパイア・マウンテンの需品長。元帥の次に尊敬されている。クレプスリーの恩師。しゃきっとしたお爺ちゃん。
ジェシー・ヘムロック】デビーの父親。気のいい人。《ボーイフレンドの前で娘をこまらせるのは、父親のつとめってもんだ、うん》(第3巻p.217)
【シャンカス】エブラの息子。ウロコを持っている蛇少年。
【宿題連絡帳】生徒が宿題をしたという確認のため保護者がサインをする帳面があるらしい。へーえ。
純化作用】半バンパイアがほんもののバンパイアになるための現象。バンパイア細胞が人間の細胞を攻撃し取って変わってしまう。だいたい半バンパイア歴40年でなる。第一段階として全身毛だらけになる。禿げたダレンの頭もフサフサに。
【シルク・ド・フリーク】異形の者たちのたのしくもおぞましいサーカス。これを見にいってしまったゆえにダレン・シャンは吸血鬼になる。後に自分も参加することになろうとは。
【試練】バンパイア将軍になるために挑むちょっと危険な5つのゲーム。危険だが妙に他愛ない。大の大人たちがこんなのを試練って言うなんてバンパイアたちってお茶目。でも、しくじったら死…
【人生】《人生のルールや速度は、人生そのものが決める》(運命の息子p.78)。《人生を左右する運命の時は、自分の意志では選べない。そのときが来たら、どんな状態にあろうとも、立ちむかっていくしかない》(運命の息子p.86)
シンプソンズ】有名なアニメ。ダレンとエブラが大好きな番組。
【スティーブ・レパード】人間だった頃のダレンの親友。凶暴な少年だがダレンとは気があっている。シルク・ド・フリークをともに見に行く。吸血鬼になりたくてしかたがなかったが攻撃的な性格故に(?)血がまずいらしく、クレプスリーに拒否される。ダレンを逆恨みし、いずれ対決の日がやってくる?
ストリーク】バンパイアマウンテンに行く途中でダレンたちが出会ったオオカミたちのリーダー。しばらく行動をともにする。
スピッツ・エイブラムズ】異界でダレンとハーキャットを救う。元海賊、いま漁師。海賊船の遭難で異界に流された。たった一人で暮らしていたので話し好き。酒びたり。悪人だが…
【聖なる液体】生け贄を食べたグロテスクの牙から採取した毒。その効果は…。
【倉庫】バンパイア・マウンテンの倉庫は、きっちりと管理されていてなんでもある。上品で腕のいいギャルソンのシーバー・ナイルが新鮮な血をキラキラ輝くグラスに入れて出してくれる?年代ものの血はアカンやろうからねえ。クレプスリーに後が嗣げるのか?
【田口智子】このシリーズ日本版のイラストを書いている人。世界中のダレン・シャンの中でもデキがいい方らしい。
【ダニ】バンパイア・マウンテンで大発生しみんな困っている。バンパイアが血を吸われるのか…
【ダニー】シルク・ド・フリークに興味を抱いてのぞきにきた少年でダレンに見つかりウルフマンのエサにされかけた?ある人物の息子。
ダレン・シャン】主人公。吸血鬼のクレプスリーに半バンパイアにされてしまった、趣味のためなら盗みも辞さないちょいとワルのやさしい少年だ。当初人間の血を飲むことを拒否していた。
【地図】バンパイア・マウンテンの地図づくりに興味があるのは、カーダとダレンだけ。バンパイアは危険でも新しい道を探す方が好き。
【血の石】バンパイア・マウンテンの元帥の間に安置されている赤い石。ミスター・タイニーが持ってきた。バンパイアの血を吸い個人識別し、現在位置を特定できるようになる。バンパイアの命数を握っている。バンパニーズ大王の夜がきてもこれさえあればまた復活できるらしい。
【血の番人】千年以上前からバンパイア・マウンテンにいる。バンパイアではない。葬儀を取り仕切り、バンパイアの死体から血を飲み、内蔵を喰らい、逆に血を提供してくれる。共生関係。
【爪】バンパイアの爪は堅い。ふつうの爪切りでは切れないので歯で噛みきってメンテナンス。当然武器になるし、岩などに食い込ませて登ったりするときの道具にもなる。
【デズモンド・タイニー】リトル・ピープルのボス。見た目はまるまると太った、しらがで小がらで分厚いめがねのやさしいおじさん。長靴は緑。心臓の形の時計をいじる癖。誰からも一目置かれている。予知能力。ほとんど不死?残酷で誰にも屈しない男。無敵。名前のデズモンド(呼び名はデス)をタイニーという名字とくっつけるとミスター・デスティニー。
【デビー・ヘムロック】ダレンが都会で知り合った女の子。元気でちょっとマセている初めての恋人。エブラと会っても気味悪がったりしなかった。はたして再会はあるのか?
【テレパシー】バンパイアどうしはテレパシー(のようなもの)で通信することができる。ただし、お互いの周波数(のようなもの)を知らないと不可。ミスター・トールはバンパイアではないがその能力を持っている。
【伝説】《伝説なんてものは、よくも悪くもほらばかりだ。》byガブナー(5巻p.163)。《つまらない事実よりも、わくわくする伝説のほうが、むかしから好きなんだ》byバンチャ(7巻p.166)
【ドナ・ヘムロック】デビーの母親。やさしく親切な人。元プロの料理人。スパイスをきかせたスクランブルエッグは絶品。
トム・ジョーンズ】本当はトミーだがトムと名乗っているサッカー選手で現在英国で最も強いチームの正ゴールキーパーだがじつはダレンがヴァンパイアになる前のクラスメートでありフォワードのダレンとキーパーのトミーは二本柱だった。
【トラスカ】シルク・ド・フリークにいる女性。なにかにつけダレンの世話を焼いてくれるやさしい人。《ひげを自由自在にのばせる、とてもきれいで謎めいた女の人》3巻11頁。
【永久(とわ)の航海の間】バンパイア・マウンテンの水葬の間。狭い水路を流され外に出る。途中でよく死体がひっかかって切り刻みにいかねばならなくなる。
【荷物】《人間だれしも負うべきにもつがあるってもんだ》byスピッツ(精霊の湖p.177)
【猫】猫の血は毒で、飲むとバンパイアは病気になる。
【バージェス警部】→アリス・バージェス
【バー・シャンのクモ】バンパイア・マウンテンのクモの新興勢力。ダレンが放してやったマダム・オクタの子孫たち。マダムほどの毒はないが知能はある。ダレンにちなんだ呼び名をシーバーがつけた。
【ハーキャット・マルズ】リトル・ピープルの一人。左足が不自由なので当初レフティと呼ばれていた。
【橋本恵】訳者。
【パスタ・オマリー】シルク・ド・フリークの芸人?眠っている間に本を読み、読んだことは覚えていないが、内容については答えられる。
【バネズ・ブレーン】バンパイアの戦闘教官。片目。
【バーハーレンのクモ】バンパイア・マウンテンにはたくさんのクモが棲む一角がある。毒グモだが一匹一匹はたいした害ではない。でもいっぺんに襲いかかられたら…。バンパニーズとの戦いで大活躍したことがある。
【パリス・スカイル】バンパイア元帥。バンパイア・マウンテンの再長老。800歳を越える。右耳がない。あご髭が長い。
【ハンス・ハンズ】シルク・ド・フリークのメンバー。《足を使わず両手だけで百メートルを八秒以内に走りきる》3巻35頁
【バンチャ・マーチ元帥】野性的なバンパイア元帥。毛皮しか着ないし、生肉しか食わない。血と牛乳と水しか飲まない。手裏剣を使い、戦闘力は最上クラス。閣下と呼ばれ敬われるのを嫌っている。彼の真の敵は…太陽?けっこう女好き。
【バンパイア】吸血鬼。ほこり高き生物。2000〜3000人いる(最盛期は10万人以上いた)。ふつうの人間よりパワー、スピードともにはるかに上。オリンピックに出たら全種目優勝。
【バンパイア元帥】バンパイアの頂点に立つ数名の地位。誰の言うことも聞かなくていい。だれもが言うことを聞く。だれも入れない仕組みになっている元帥の間に入れる。
【バンパイア将軍】バンパイア一族の監視をする。悪いバンパイアを殺したりこらしめたりするのが仕事。300人から400人いる。
【バンパイア総会】12年に一度バンパイア・マウンテンで開かれる(おもに)バンパイア将軍たちの集会(一般参加可)。
【バンパイアの生き方】《バンパイアの人生は、挑戦のひとことにつきる。挑戦する者だけが、生きるとはなにか、心の意味をさとれる》(4巻p.32クレプスリー談)
【バンパイアの弱点】日光には弱いが、ニンニクも十字架も平気。川の流れも越えられるし、招かれなくても家に入ることができる。逆に変身はできないし空も飛べない。完全なバンパイアは写真には写らない(半バンパイアはいちおう写る)。杭で心臓を打ち抜かれたら死ぬ(バンパイアでなくても死ぬよねえ)。
【バンパイアハンター】《バンパイアを怪物だと思いこみ、追いかけては殺しまくる人間》(4巻p.45)
【バンパイア・マウンテン】バンパイアの総会が開かれる。ここに向かう者は試練として裸足で行かなければならない。
【バンパニーズ】バンパイアの中の、血を飲むときはその人間を殺さねばならないと考える一派。やがて姿も変わり肌は紫に、髪や目、爪や唇が毒々しいえんじ色になった。でも、義理堅くて勇気があり、約束はぜったいに破らない。バンパイアの悪評はだいたいこいつらのせい。250人から300人ほどいる。
【バンパニーズ大王の夜】階級のないバンパニーズたちにいつか頂点に立つ者が現れ、バンパイアに戦いを挑み全滅させるだろうという、ミスター・タイニーの予言。バンパニーズ大王になるのは、もしかして、あいつ?
【バンパニーズ大王ハンター】ミスター・タイニーによるとバンパニーズ大王の脅威からバンパイアを救う5つの手段のうちの3つ。3つというのはハンターが3人いるから。ダレン、クレプスリー、そしておそらくはバンチャ元帥。
【半バンパイア】半分人間、半分バンパイア。ダレンはこれ。完全なバンパイアほどの能力はないが、ふつうの人間よりははるかに強く、昼間でも自由に動き回ることができる。バンパイアの手下はだいたいこれらしい。
【バンピライツ】バンパニーズに対抗するためにバンパイア側が作った組織。
【バンペット】バンパイアのペット。ではなく数で劣勢なバンパニーズが戦力補強のため人間のままでバンパニーズの戦い方だけを教えた手下たち。能力的には人間並なので格闘能力はたいしたことはないが、銃やボウガンなど飛び道具を使うのでなめてはかかれない。
ピュロスの勝利】代償が大きすぎる勝利のこと。くわしい説明はないがピュロスという指揮官がそういうまずい勝ち方をしたか、かつてバンパイアたちがその名前の土地で苦い勝利を経験したかだろう。
フリット】バンパイア特有の超スピード走法。これができるがゆえにクレプスリーはほとんどダレンの自家用車状態です。
【蛇】猫と同様、蛇の血もバンパイアには毒。蛇人間のエブラはバンパイアに献血はできない。
【冒険】《おまえもそろそろ、未知の世界に飛び込む楽しさをおぼえたと思っていたのに。まだわからんのか。どうせ冒険の旅に出るなら、先のことなどわからん方が楽しいではないか。》byタイニー(精霊の湖p.74)
【ホームページ】http://www.shogakukan.co.jp/darren
【ポティーン】アイルランドのお酒?ジャガイモで作るらしい。のたうちまわるほど強烈。
【炎のひつぎ】ミスター・タイニーがバンパニーズに授けたひつぎ。中に横たわった者を焼き殺す。唯一バンパニーズ大王になる者だけが死なないで出てこられる。
【マーラ】エブラの妻。シルク・ド・フリークの芸人。耳をもいでブーメランのように投げられる。
マーラーズ校】クレプスリーの故郷の街でダレンが行くはめに陥った学校。名前の由来は作曲家のマーラーから。元は音楽学校だったらしい。
【マーロック】はぐれバンパニーズ。凶悪で悪知恵がはたらく。3巻で登場。
【マグダ】老いた雌オオカミ。バンパイア・マウンテンの抜け道を知っている。ちなみにこの名前はダレンの祖母の名。オオカミらしいどうどうとした態度をダレンに見せる。
【マダム・オクタ】クレプスリーの飼っているタランチュラ。シルク・ド・フリークでのマダム・オクタの芸を見て、当時まだ人間だった蜘蛛好きのダレンとしては欲しくてしかたがなくなった。笛であやつることができる。
【ミスター・タイニー】→デズモンド・タイニー
【ミスター・トール】シルク・ド・フリークのオーナー。瞬間移動ができ、人の心が読める。ハイバーニアス・トールというのが本名?
【ミッカー・バー・レス】バンパイア元帥。たったの270歳。
【むかしむかし】人間はおとぎ話をそう始めるが、バンパイアは「よーく聞けよ、子どもたち」と始める(バンチャ言)。《人間がむかしのなにを知って…》(7巻p.159)
モーガン・ジェームズ】ごつい刑事。ロボットのように正確に瞬きする。
【闇のレディー】2人いる。さて誰でしょう。
【ラーテン・クレプスリー】バンパイア。ダレンを吸血鬼にした張本人。けっこういい人。オレンジ色の髪、左頬に傷。かつてバンパイア将軍だったが元帥に昇進する直前に退任した。
【楽園】高潔なバンパイアが死後に行くことができる場所。バンチャは狼の姿になると思っているらしい。そういえば人に変身できる狼たちが楽園をめざすアニメがあったなあ。
【ラムス・ツーベリーズ】シルク・ド・フリークの一人。世界一の太っちょ男。《胃がふたつあって、ガラスでも金属でも、なんでも食べられる》(3巻11頁)
【リチャード】いじめっこにいじめられているところをダレンが助け、友人になった。
【リトル・ピープル】シルク・ド・フリークで助手をしている謎の小人たち。感情を見せずしゃべることもない。一座とは別の組織らしい。殺人でもなんでもござれの凶悪な集団。動くものならなんでも(人間も)食べる。ダレンは彼らのために肉を調達する日々。でないと何を食べようとすることやら。
【リブス】アレクサンダー・リブス。シルク・ド・フリークの古株の芸人。からだがやわらかくて肋骨をたたいて口からポーンと音を出せる。
【リリア】エブラとマーラの長女。蛇人間。
【ルディ】オオカミの子ども。寝ているダレンの背中に鼻をこすりつけるクセがある。
【レジー・ベジー】R・V(アー・ヴィー)と呼ばれたがる。ダレンが知り合った環境保護運動をしている菜食主義の青年。最初は仲良くなれそうだったがそういう運動をやる人の常で、独善的で押しつけがましく、狂信的。彼がぜったいの信念を持ってやったことが結果として大きな悲劇をもたらす。2巻で登場。さらにその後再会あり。
【レディー・エバンナ】→エバンナ
レフティ】→ハーキャット・マルズ。