よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「ヰタ・マキニカリス」稲垣足穂

★ 街角で月と出会った ★

大人な童話です
都会的で洒落た
おとぎ話
月や星と話をしましょう

子どもでいつづけなくても
ちゃんと大人になっても
夢を見続けることはできるのです

あるいは
大人の中の子どもが目覚めることができるのです
いや むしろ…
大人だけが持っている
子どものカケラだけが
このたくさんのお話に反応するのかもしれません



ぼくの持ってるのは初版本と、河出文庫版で、ちくま文庫版の中身はよく知らないのですが、違うわけではないでしょう。
たぶん。
こんな玉手箱がこんな値段で手に入るなんて、ぜったいお徳。



最初に読んだのがこの本。

これはお宝です。


今買うならこれがよさそう。