よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

2004-07-08から1日間の記事一覧

座右の書

一生のうち、10冊(10セット)しか本を持つことがゆるされないとしたら?上のチョコレート禁止法ではないですが、蔵書禁止法でもできたら?で、10冊までは許可する、とか。 単純に好きというだけでなく、「汲めども尽きない」度が高い必要がありそうです。 …

泉鏡花賞(泉鏡花文学賞)

過去の受賞作一覧。もしまだこの一覧が載ってなければキーワードに登録させてもらおうかしら?1回(昭和48)◆「産霊山秘録」 半村良 / 「翔ぶ影」 森内俊雄 2回(昭和49)◆「悪夢の骨牌」 中井英夫 3回(昭和50)◆「甘い蜜の部屋」 森茉莉 4回(昭和51)◆「…

『蕭々館日録』久世光彦…中公文庫(820円)2004年

芥川龍之介、菊池寛、小島政二郎たちについて描きながら「大正」という時代への思いを綴る、とか。泉鏡花賞受賞作品らしいです(下に過去の受賞作一覧)。 なかなか渋そうな感じですね。 大正という時代には憧れのような、羨望のような感情を抱いているので…

『童話集 春』竹久夢二…小学館文庫(500円)2004年

広告によると《夢二が、子どものために遺した唯一の童話集》とか。 夢二そのものにはさほど興味はないのですが、そのわりに関係の書物をけっこう持っているようです。どこかで惹かれているのでしょうか。

『チョコレート・アンダーグラウンド』アレックス・シアラー・著/金原瑞人・訳…求龍堂(1260円)507頁2004年【小説】

えーと、要するにチョコレートという食べ物が大好きなんですね。それで… ええかげんな理由です。 お話は、禁チョコ法が制定されている下で、体制に戦いを挑み、チョコを密造し、地下チョコバーを営むチビッコギャングもののようですが。なんとなく、楽しそう…