よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

『蕭々館日録』久世光彦…中公文庫(820円)2004年

   蕭々館日録 (中公文庫)
 芥川龍之介菊池寛小島政二郎たちについて描きながら「大正」という時代への思いを綴る、とか。泉鏡花賞受賞作品らしいです(下に過去の受賞作一覧)。
 なかなか渋そうな感じですね。
 大正という時代には憧れのような、羨望のような感情を抱いているので、ちょっとこの空気に触れてみたいです。