よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

羽虫

ベランダから戻るときまたか弱そうな羽虫がいっしょに入ってきました。

かれらはなぜ人について部屋に入りたがるのでしょう。
何も害はないのについ振り払ってしまいます。
ただふわふわ飛び回っているだけなら邪険な扱いをしなくてすむのに。

なんだか自分の狭量さを思い知らされて罪の意識を感じます。
あるいはそのための使者なのかもしれませんね。