よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「ロアルド・ダール・コレクション」

ダールのサイト

ブレイクのサイト

かの有名なお話。

少年が夢に見たチョコレート工場に招待されてみると・・・

ボクにはいまいち楽しめなかった。
なぜだろう?
ひねくれてしまったからかな?
素直すぎるからかな?


魔法のゆびを手に入れた。
なんでもできる。
さて、なにをするでしょう?


いっつも農場から獲物をゲットしている父さん狐に業を煮やしたイヤ〜な性格の3人の農場主たちは一致団結して父さん狐を殺そうと一大作戦を開始。
なんとかかんとかかわし続ける狐一家だがとうとう危機に追い込まれたとき父さん狐にひらめいたのは…。

まあ楽に読めるし絵も楽しいし。

2006-08-05読了)


「チョコレート工場」の純然たる続編。

エレベーターに乗っていると誰もが一度は考えたことがあるのではなかろうかというお話。

あのあと、みんなはガラスの大エレベーターに乗って宇宙に飛び出してしまったのです・・・。


ジプシーの荷馬車を改造した家に住んでいる「ぼく」の父さんは《男の子にとっての最高のわくわくする父親》(p.17)なんだけど、ある秘密の楽しみを持っていいた。
さてさて、ダニーは何の世界チャンピオンになるのでしょう?

イーノック・デッケノボー】怖そうな巡査さん。密猟のグル。ことばの最初に不要なHをつけたり、存在しているHをはずしたりしてしゃべる。
【田舎の人間】長道を歩きなれているから《大股ですたすたはずむように歩く》らしい。
【馬毛がらめ】祖父の発明した雉密猟技術の第一。
【オーバナ先生】校長先生。赤い鼻だけが目立っていて、いつか破裂して先生を吹き飛ばしそうなほどらしい。奥さんがとんでもなくすごくひどい悪妻らしい。
【雉】密猟の対象になる獲物。法律上では「野鳥」なので雛から育てたとしても自分の地所から離れたら自分のものではなくなる。
クリップストーン夫人】牧師の奥さん。密猟の戦利品の運び屋さん。
【コックス・オレンジピピン】荷馬車の裏手にあるリンゴの木。秋になって実がなると適当に採って食べることができる。熟すと種がコロコロ鳴る。
コラード先生】親切な男の教師で六十歳以上と思われるがバーズアイ先生に恋している。
【白尻】密猟者は森番に見つかったら後ろから鉄砲で撃たれる。その銃弾を尻からほじくりだした傷痕が白く残るので当時の村の男たちは皆白い尻をしていたらしい。父さんの父さんはその中でもチャンピオンの白尻だったとか。
【スペンサー先生】四十五年近くこの地域の人を診てきた七十歳を越えている医師。しぼんだリンゴのような感じ。「ぼく」は年寄りのエルフみたいだといつも思う。
【その後は…】《そしてそのあとは? そうさ、またなにか別のことがあるさ》p.291
【チャーリー・キンチ】タクシーの運転手の爺さん。密猟のグル。
【父さん】《男の子にとっての最高のわくわくする父親》で、いろんなわくわくすることを思いついて遊んでくれる。ガソリンスタンドを経営している腕のいい自動車修理工。
【鳥の巣】卵をもった巣は世界で一番美しいもののひとつだというのが父さんや「ぼく」の意見で、卵にさわってはいけない。でも、雉は密猟するのね〜。
【鳥もち帽】祖父の発明した雉密猟技術の第二。天才的な発想がとしかいいようがないらしい。
【バーズアイ先生】やさしい女の先生でちゃんと答えるとアニスの実のアメ玉をくれる。それはかみ砕かずに最後にアニスの実が出てくるまで舌で転がしてなめるのがコツ。
【ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(どでかい優しい巨人)】父さんが幾夜もかけて聞かせてくれたお話。ダールさんのこの作品集に「オ・ヤサシ巨人」という巻があるけど、ほぼそれと同じ。子どもに夢をプレゼントして歩く巨人。
【プラチェットさん】ベビー・オースティンの持ち主。
【ヘイゼル氏】ヴィクター・ヘイゼル氏。近隣の金持ちで、鼻持ちならないとってもイヤ〜な男。「ヘイゼルの森」の地主で、密猟されても気の毒でもなんでもない。
【ベビー・オースティン】オースティン・セヴンの愛称で一九百三十三年製でもう四十年以上経つのに快適に走る奇跡のような小型車としては初めて成功した車。プラチェットさんの愛車。
【密猟】最高にわくわくするスポーツ。
【わくわく】《世の中でほんとうにわくわくさせるものは、たいてい、死ぬほど怖い気持ちにさせる。そうでなければ、わくわく興奮しない》p.80
【ラベッツ】森番のリーダー。こすっからい男。
【ランカスター大尉】「ぼく」のいるクラスを受け持っている厳しい先生であだ名は鬼軍曹。戦争時代のことが忘れられず自分をいまだに大尉と呼ばせている。体罰も平気。
【レーズン】雉はなぜかレーズンが大好物らしい。
【笑い】《父が目で笑う人なのが、ぼくはうれしい。つまり、ぼくに作り笑いをしないということだからだ。気持ちがきらきらしていなければ、目をきらきら輝かすことなんてできやしない》p.18

2006-11-12読了)


いじのわるいおばあさんにひと泡ふかせようと
ジョージは魔法のくすりをつくっちゃった
そいつを飲んだおばあさん
さあ!たいへん!!

ちょっと残酷で
ちょっとドタバタ
子どもたちが大喜びする
おはなし

解説で翻訳者の言うことには
ブレイクがダールについて語ったこととして
「自分の作品にたくさんのイラストがないと
満足しなかった」とあります
とにかく楽しめる本を
作りたかった人なのでしょうね

「大人の中にはわたしの作品を残酷だと批判する人もいるが、わたしは子どもたちから苦情を言われたことは一度もない。みんなクスクス、ゲラゲラ笑って、楽しんでくれている」「わたしに手紙をよこす子どもたちは、決まって、物語のいちばんゾッとする部分がいちばんおもしろかったと書いてくる。彼らはそういう部分を現実の生活と結びつけたりはしない。あくまでファンタジーを楽しんでいるのだ」(解説より)

(2007-03-11読了)


孤児のメガネっ娘ソフィーはオ・ヤサシ巨人につかまり巨人の国に連れていかれたがそこで他の巨人たちが夜ごと人間たちを食べに行っていることを知りなんとかせねばと考える。

2006-09-18読了)


人間を簡単に食っちゃう怖〜い動物たちの気ままな楽しい絵本。
読んでると元気になる、かも。

2007-01-13読了)


このシリーズ、小さな洒落た本。

アパートに住む内気なホッピーさんが恋心を抱く階下の未亡人シルバー夫人はペットの亀アルフィーくんが大好き。
でもなかなか大きくならないのを夫人が心配しているのを知り大チャ〜ンスと…

2006-07-16読了)