よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「青い月の物語」小浦昇

月がモチーフの青い絵本。

青色が、好きです。

青は、月明かりの色です。

青色の美しさをとことんまで追求したら、この絵本ができたのでしょう。

端正な線。
透明な青。

眺め、ひたっているだけで充分です。
いつか月光に、心もからだも浄化されているでしょう。

「赤い月の物語」という赤い絵本もあるのですがどうしようかなあ。赤はそれほど好きじゃないんだけど。

(1999年01月14日読了)