よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

『シャボテン幻想』龍膽寺雄…毎日新聞社1974(or北宋社1983)

モダンな作風の作家、龍膽寺雄さんは、昭和初期になんらかの事情があって文壇から廃絶されたそうです。それから彼がどうしたかというと、なんとサボテン研究家になったそうです。サボテンの和名の大半は彼がつけたとか。
文学者としての本は、幻想的な作品を中心にけっこう持っているのですが、サボテン研究家としての本はまったく持っていません。読んでみたいと思っています。絶版でしょうけど。