よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

書名 「え」

所持、および読んだことのある本のうち「え」で始まるもののリスト。

「それからはスープのことばかり考えて暮らした」吉田篤弘

読みました。
スープは好きです。
あと味のよいスープでした。
ずっといたい町でした。
すんなりして、しずかで、軽やかで、落ち着いた町でした。

(2010年05月09日読了)

「クラウド・コレクター」クラフト・エヴィング商會

初めて手にしたクラフト・エヴィング商會の本。
書店で見かけて、つい。
読んでみてあまりにもボクのツボにはまっているので怖くなってそれ以来クラフト・エヴィング商會の本を手に取ることを封印してました。

でも、けっきょく数年後に本屋で開いてみてその後はぜーんぶ買ってしまったのですねえ・・・
やっぱりハマる。


文庫本は単行本とほんの少しだけ中身が異なるそうですね。
出てすぐ手に入れましたけど、じつはまだ中身を見ていません。
いつか気分がゆったりしたときにたしかめてみましょう。

「アメリカ・インディアンの口承詩」金関寿夫

何かが失われたときに
たとえば 野生
たとえば 驚く力

自分が 複雑になりすぎたような 気がしたときに
鈍ってきたような 気がしたときに
開く本

いつも かたわらに ある

解説本の形を取ってはいるが 詩集といって充分なだけ詩が入っている

素朴で 豊か


今、同内容本が「アメリカ・インディアンの口承詩〜魔法としての言葉」として平凡社ライブラリから出ていますが、図書館で借りて先にこれで読みました。
ものすごく気に入ったので買おうと思ったらなかなか手に入らずそのうちに平凡社ライブラリから出たので即ゲットしました。