よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「アメリカ・インディアンの口承詩」金関寿夫

何かが失われたときに
たとえば 野生
たとえば 驚く力

自分が 複雑になりすぎたような 気がしたときに
鈍ってきたような 気がしたときに
開く本

いつも かたわらに ある

解説本の形を取ってはいるが 詩集といって充分なだけ詩が入っている

素朴で 豊か


今、同内容本が「アメリカ・インディアンの口承詩〜魔法としての言葉」として平凡社ライブラリから出ていますが、図書館で借りて先にこれで読みました。
ものすごく気に入ったので買おうと思ったらなかなか手に入らずそのうちに平凡社ライブラリから出たので即ゲットしました。