なんだか、別の世界に行っちゃうみたいな感じ
玄い女神|篠田真由美|講談社ノベルス(p.28)
館までの深い森を通っているときの蒼のセリフ。まあ、アプローチって大事やもんね。
山は異界さ(p.28)
玄い女神ってパールヴァティーのこと?「3×3EYES」やね。あれ?今不意にカーリー・ドゥルガーって名前が浮かんできたんやけど、なんやったっけ……。ああ、「敵は海賊」の宇宙船の名前か。これは、女神の名前やったっけ?
その視線は遠い。なにかを探している目だ(なにか、ここにはないものを……) (p.33)
ぼくはよくこういう目をするそうです。ただの放心状態なだけなんですけどね。
でもカリの望みは叶える。それが私の法(ダルマ)。(p.126)
自分のダルマって持ってないからなあ。そういう人には憧れちゃう。たとえそれが歪んでいたとしても。
世のたいていの人々が夢中になっていることに、いっさい興味を示さないのが真の閑人なのである。
フィンガーボウルの話のつづき|吉田篤弘|新潮社|p.61より
なんにも興味を持たないからヒマなのだとは言えますが。いいですねえ。ぼくも閑人でありたいものです。えっ!?もうそうなんだってさ。
でもねえ、閑人たらんとすることは、すでに閑人でなくなってしまっていることかもしれませんねえ。