よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

カラスとの闘い

夢を見た。

とあるカラスがちょっかいを出してくる。
ガマンしてたけど、あんまりにもしつこくからまってくるので、近寄ってきたときピシッとたたき落としたら気を失ってしまった。
そのままにもしておけないので、けっこう大きいそいつを抱きかかえて上の方の階まで階段を昇っていったら目覚めかけた。
そこでポイッと投げ捨てたらボテッと落ちて「ギヤッ」と言った。
カラスは男に化けてエレベーターを待っている。
「じゃあな」と手を上げて去ろうとしたら蹴飛ばされた。
「こんにゃろ」と仕返ししようとしたらまたカラスに戻って飛んで逃げた。
またしつこくからかってくるが今度は用心して近寄ってこない。
何かないかとポケットを探ってみたらコンビニのレシートが一枚と輪ゴムが一本。
そこでレシートを細長く硬く折り最後に半分に折った。
左手の人差し指と親指に輪ゴムをかけそれにレシートをかけてみゅいーんと伸ばし、「何やってるんやろう」と上空を飛び回っていたカラスに狙いをつけた。
小中学校の頃ぼくはこのゴム銃の名手だったのだ(これは現実界でホント)。
レシートの弾は狙いあやまたずカラスに命中した。