よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

天啓の一種

サッカーの、得点というのは、たまたま、うまくいったという、偶然の産物。
あとは、確率を、少しでも高めようと、回数を、相手よりも上げる努力を、するだけなのだ。
そのためには、精度と、スピードと、パワーと、技と、読みと、思考と、意志の強さと、ずるさが求められる。
ほとんどが失敗に終わる、それら試みはすべて、いわば、神さまへの捧げものとなる。
しかし、一回が百回にまさることも、よくあること。
捧げものの、質も、量も関係ない。
無駄な努力こそが、神さまには好みなのかも、しれない。
すべては、失敗が、運命づけられているのかもしれない。
たまの、おめこぼしが、得点となる。
あきらめず、繰り返すしか、ない。