よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

繁昌亭のはやってるわけ

会社のすぐそばに寄席の「繁昌亭」があります。
毎日のように横を通りますが、まだ入ったことはありません。
一度は行ってみようと思ってはいるのですが。

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とりあえず繁昌亭は成功したようです。
平日でも満席になっているという話を聞いてます。
なぜ流行ったのでしょう?

いろいろ要因はあるでしょうがひとつには、本当に寄席を楽しんでいるというよりも、繁昌亭に行くことによって浪速の文化を守っているという気分になることができるからではないかと考えています。
文化になんらかの貢献ができている、芸事を残していくのに役立っている、そんな気分に。
もちろん、本当におもろいのだとは思っています。

おそらくは繁昌亭のイメージづくりで、そんなストーリーが生まれたのだろうと思います。
文化的であり、ちょっと高尚な感じ。
最初からストーリーを意識していたのかもしれません。
商品を売るためにはなんらかのストーリーを作ってしまうといいような気がします。