よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

袋だたき


相手の強弱には関係なく、弱きことを、情けなきことを知らないうちにでも自分で承知している(あるいは思い込んでいる)者たちが数を頼みになす攻撃。品位には欠けるので、たたく側に位置できそうな場合でも、袋だたきが始まったら遠巻きにして参加しないのが吉。止めようとすることは難しい。それはすでに「袋だたき」という一個の生物だから。