よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

水郷

水郷というとはじめに思い浮かぶのは「柳川」でしょうか。

福永武彦さんの「廃市」のモデルという説もあります。
これはローデンバックの「死都ブリュージュ」に影響を受けたという説もあります。

柳川を描いたドキュメンタリー映画「柳川掘り割り物語」も好きな作品です。
記憶では宮崎駿さんと高畠勲さんが作られた作品だったと思います。

それはさておき、だいぶ前の「めざましTV」のトロのコーナーで千葉の「佐原」という土地が紹介されていましたが、ここもなかなか風情があってよさそうな場所でした。これをメモするための項目でした。

ずいぶん以前に出た限定版の本も持っています。
出ることを知って、当時のぼくにとっては高額でしたが、どうしても読みたくて、わざわざ通信販売で注文しました。
岩波文庫版は読み用に買いました。
訳者はおなじなので、おなじ内容でしょう。

福永武彦さんの「廃市」の発想の元になったとか聞いたこともあります。


「廃市」はボクの「人生の最期に読みたい本」候補のひとつです。
映画化もされました。

「死都ブリュージュ」にインスパイアされて書かれたという話も聞いています。


ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2003-12-05

初めて観たときは宮崎さんも高畑さんも名前すら知りませんでした。
この人たちの作品はすでにいくつも観てはいたのですが。

柳川は福永武彦さんの「廃市」のモデルになった地だと聞いたのでそれで観たのですが、観てみたらとても良かった。
もっと長い時間の作品にしてくれてもよかったかと思いました。

それで制作者の名前を覚えたらアニメ畑の人だったのでした。