よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

『という、はなし』吉田篤弘・文/フジモトマサル・絵

さまざまなカワイイ動物たちがいかにも味のありそうな本を読みふけっている情景を描いたしみじみと小さな絵にクラフト・エヴィング商會のかたわれさんが文章をつけた。
自分だったらどんな文を添えるかなあとか考えるのもまた愉し。

こんなキーワードがありました。
 ・知らぬふり 知らぬふりの態度が理想ですね?
 ・もうひとり氏 けっきょく意地悪い自分自身なのですけど。
 ・そうだった、そうだった すべてがここにあったのでした。
 ・孤独のふり 寂しくならないと考えたりしない。
 ・虎の巻 なんとなく覚えてたらいいのね。
 ・待ち時間 ちょっとワクワクの時間だったり。
 ・ほどよい とはどんな量か?
 ・居残り もまた楽し。
 ・眠くない 方がいいときほど眠い。
 ・乗り換える と、それだけで少し幸福になる。
 ・影 の幸福
 ・三重スパイ の至福
 ・行き先 がわからないと不安になる?
 ・少年期 をどこに忘れてきた?
 ・ひとり もまたよし
 ・背中あわせ もまたよし
 ・我を忘れる のもまたよし
 ・さらば都会よ いつまで耐えられる?
 ・車中の読書 の結末はいかに?
 ・日曜日の憂鬱 もまた愉しい
 ・暗転 の便利さ
 ・時間の売買 ができたら便利?
 ・古本屋と恋 はつきもの?

絵を描いたフジモトマサルさんの公式サイトはhttp://fujimotomasaru.jp/

(2006年08月26日読了)