よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

大阪100円生活〜バイトくん通信〜

『大阪100円生活〜バイトくん通信〜』いしいひさいち冨岡雄一講談社(2005年06月・952円)

著者の、大阪での貧乏生活がバイトくんのマンガとともに描かれています。マンガも新作のようですね。
なつかしいです。いつもお世話になっていた求人情報誌「アルバイト情報」にバイトくんが連載されている頃よく読んでいました。特に用のないときでもバイトくん読みたさに立ち読みしたりしてましたねえ。単行本も揃えてました。いしいひさいちさんは大物になりましたがこちらは相変わらずの極貧生活。
いろんな土地、できごと、モノなんかが回想されています。なつかしいですね「ぷがじゃ」。「プレイガイドジャーナル」の略です。「ぴあ」なんかのタイプとなるでしょうか。大阪で遊び暮らす青年の愛読誌と言えたでしょう。中島らもさんなんかの連載もありました。おしゃれでスマートな雑誌になる道もあったのでしょうけど、どこか裏街道をゆく的でした。
なつかしいですねスーパーイズミヤ。ソージのバイトを何年もやってました。イズミヤはやっぱり安っぽくなくっちゃ。
おいしいですよね「サッポロ一番みそラーメン」ぼくも即席麺の中でいちばん好きです。ちなみに二番目に好きなのは「サッポロ一番塩ラーメン」です。おそるべしサッポロ一番
なつかしいですね天六。………って、いまでも南森町天神橋筋近辺)で働いているのでした。しょーもないもんならなんでもあるし、大阪なのですねえ、この辺はまだ。
はてな年間100冊読書クラブ

評価「○」。

オンライン書店ビーケーワン:大阪100円生活