よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

花の名の姫君

木原敏江さんによる歌舞伎のコミック化らしいです。
歌舞伎には興味がないので元の話は知りませんが鶴屋南北の「桜姫東文章」というらしいです。
南北先生では四谷怪談くらいしか知りません。

この話は、姫様が悪党に子を生まされたり愛したり、女郎にまで身を落としたり、前世の愛人だった坊主を殺して化けて出られたり、おとりつぶしになったお家を再興したりと、なかなか荒唐無稽なのですが、漫画としてはあんまり楽しくありませんでした。

わりと好きな著者なのですが面白く感じるのとまったく面白くないのと、けっこう極端に分かれます。
今回ぼくにはイマイチでした。