よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「ふしぎな図書館」村上春樹/佐々木マキ絵

小さなカワイイ本。
図書館にとじこめられた「ぼく」は、羊男のお手製ドーナッツを食べながら、脳味噌を美味にするため本を読まされつづける。
羊男や「見ているだけで目が痛くなるくらいきれいな女の子」とともに脱出できるのか。
ミニな『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』といえそう。

(2005年09月11日読了)