よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「家守綺譚」梨木香歩

「ほんの百年」前のお話で、植物の題名がついた不思議譚がたくさん。
植物の名が題になった掌編28の連作。

死んだ友人の実家で家守をしているとその友人は掛け軸から出てくるしサルスベリには懸想され龍も生まれる。
そんな不思議をそのまま受け入れてしまう男の穏やかな日々。
けっこう似たタイプなのでシンパシイを感じたりします。

図書館で借りてきた本だけど文庫が出たら買おうかな。

ということで、数年後に文庫が出たので購入しました。
すでに読んでいて、記憶もまだ新しいので次に読むのは数年後でしょう。


読んだのはこちら。

梨木 香歩
新潮社
発売日:2004-01

おお、これは良いではないですか。

図書館で借りて読んだけど、文庫が出たら買おう。

ということで出たので買いました。

(2005年01月11日読了)