よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

泡坂妻夫「トリック交響曲」

ミステリ、奇術などを問わず、人類の考え出したトリックを集めた労作。
トリックはどこにでも見いだせる。料理の盛りつけもトリックだし、スイカにちょっぴりかける塩もトリック。そんな目を持つ著者がトリックを集めると、どうなるのでしょうか?

トリックを分類した章がもっと量的に多ければもっとよかったのになあ。