よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「道〜ROAD〜」ルイス・サッカー/幸田敦子・訳

人気小説『穴』の副読本なのです。
セットで読んだら楽しさ100%アップ。
語られなかったエピソードが彼らの魅力を教えてくれました。

そして、スタンリー少年が『穴』での体験を踏まえ生き残りの処世術を語ります。
「悪い」少年たちは猫のように他人と距離を取るのです。
それがグリーン・レイク・キャンプで生き残る術。
そして、ほんとは世間でも同じことかもしれません。
だからこれは、人生の書でもあります。

(2004年07月15日読了)