よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

『聊斎志異』蒲松齢/林天馬・訳

たった一冊(一セット)しか本を持てないとしたらこれを選ぶでしょう。
これは、人類史上もっとも愉しい本かもしれない。

中国の
古うい
酔っぱらった夢

おかしなヤツだから
好むのか
意外にまともだから
好むのか
ぼくにはわからない

あだっぽい訳は
夢に色をつけた

もし高校生の頃に出会ってたら中国文学の方に行ってた可能性も。
でもその頃だとおもしろさに気づかなかったかもしれません。

この角川文庫版だと全四冊になるので訳者が同じだったと思う「ザ・聊斎志異」全1冊を買ってそれを書棚用にしようかとも思っているのですが、まだゲットしていません。

(1987年03月12日読了)


(1988年06月08日読了)




他の版で読んでいるけどここで「理想の本棚」に放り込むためには1冊本の方がいいので、これを買おうかと思ったりしてます。