よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「鳥山石燕 画図百鬼夜行」高田衛・監修

鳥山 石燕,稲田 篤信,田中 直日
発売日:1992-12

夏の夜更けともなれば
とろとろ眺める
妖怪画集

ちょいとコワくて
愛すべき隣人たち
再会はまた楽し

あっさりした線は
どこかあやしい次元を囲い
爺さんのひとことは
酒のおともか



妖怪画集では何はなくともこの一冊は持ってないと。
絵に付されているちょっとした説明にも味がある。

今は文庫本も出てるようなので読み用に欲しいところ。


文庫本はこちら。

国書刊行会の方のは保存用にしてふだん読み用に買っとこうかな、と。
さすがに絵が小さくて物足りなくはあるが。