よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「濹東綺譚」読書中・・・

すごく久しぶりの再読中。
たまに読みたくなる。
■文章の速度が3倍遅い。
■漢字の多さや、地の文の多さや、なにかあるごとにその描写や思いが綴られるからか。
■持っているのは昭和26年の創元文庫版。それもいい。
■情味。
■便利で安くつてそれで間違いがないなんて、そんなものは滅多にないよ。(p.9)
■ゆるい時代だがそれでも作者にとっては情感が失せてきているようだ。
■作者にとってキャラクタよりも状況が重要?