よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

高橋まゆの小部屋12室

夢を見た。
ホントはもっと盛りだくさんだったが。
拾えるだけ拾ってみた。

スズメバチの巣。
たたいたら落ちて本の間に挟まれる。

自室に戻る。
虫だらけの床。
硬い黒い何かを踏む。
足を上げるとそれも虫。
そそくさと去ってゆく。
それを追って何かの速い影。
眠るのに苦労しそうな部屋だ。
でもボクの部屋だ。
どうしようか悩んでいる。

鍵を拾う。
友人が窓から示す。
ビルが見える。
あのビルの鍵のようだ。

ビル。
1Fホールでなめらかな革製の鞄を拾う。
前からほしかったような。
トラベラーズノートをしまう。

屋上。
なにか不思議な体験したような?
乗り出すとふわふわ落ちる。

舗道で寝ている。
上から和風テイストのテンポいいジャズ。
男の声の歌。
聴いたことがない旋律。
そして「早く行こうぜ」

意地で寝ている。
舟木和夫と舟木ユカのラジオ番組。
ユカはかわいい声。
番組終了のあいさつ。
風邪をひいているらしく最後に鼻水の音。

屋上に高橋まゆの小部屋12室。
狭い。
ある小部屋にはさらに6つのトイレ。
男が小さくなって用をたしていた。