よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

なぜパニックになる?

人はなぜパニックにおちいるのだろう?
人だけではなく動物はそうなりがちか?
メリットはなさそうなのに?

でもそういう機構がいまだに残っているということは何らかのメリットがあるのだろう。
考えてみた。
いつもの通り、口からでまかせのヨタ話だけど。

パニックにおちいると、なにがなんやらわからなくなる。
無条件で無秩序な行動を取ることになる。
現代の都会ではおそらくそれはマイナスでしかないが。
たとえば自然界の中でなら?

まず、どんな行動であれ、判断せずに行動するそのスピードが生存に役立つかもしれない。
自動的に動くための機構であるかもしれない。

また、パニックに陥った場合個体はランダムな動きをすることとなる。
集団全体で見るとバッ!と広がることになるだろう。
それにより外敵もまた混乱するかもしれない。

そしてまた、ランダムな方向への逃避により、集団の中のどの固体かが生き残れるだろう。
個体そのものとってはあまりいいことはないだろうが、集団としては生存の可能性が高まるかもしれない。