よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

「孤独のグルメ」久住昌之×谷口ジロー

久住 昌之,谷口 ジロー
扶桑社
発売日:2000-02

輸入雑貨貿易商を個人で営んでいる太宰治似の井之頭五郎は始終腹をすかしてはあちこちで普通の食事をする。
食の話でありながら、その場その場の「空気」を描く方が主目的かもしれない。
偶然入っていく店は彼にとって異空間であり夢の世界だ。

孤独のグルメ」の8要素
 ・普通の食事
 ・さりげない普通の美味しさ
 ・もぐもぐむしゃむしゃ食べる
 ・ひとりで食べる
 ・初めての店は異空間
 ・それぞれの店の「空気」
 ・過剰な量を注文する
 ・食べる時間は「救われてなきゃあダメなんだ」

(2009年11月14日読了)