よはくのてちょう

手帖の余白に書くようなことを

ストレスの上書き

そう考えると、ストレスはストレスにより解消されるのでは、と最近考えている。
休みすぎた後は、仕事をすることによってストレスが解消されたりするのだ。
ちがうかしら?なんか、当たっているような気がするのだけど。

ストレス解消というのは、要は違うタイプの他のストレスで前のストレスを紛らわせてしまうことかもしれない。
軽いストレスは、他のストレスで上書きできるのでは?

スポーツにせよ、模型作りにせよ、読書にせよ、映画鑑賞にせよ、ストレス解消的なかなりのものが新たなストレスとなりうる性質を持っているように思える。
たといボーッとなって座っているだけでもある程度のストレスだろうし。

どんな状態であってもストレスは発生する。
そのストレスが強いか弱いか。
それだけの差だと思われる。

おそらくは生命が脅かされたりしたときに最も強いストレスは発生する。
人間であれば精神的に自分をまっとうできなかったときにも同様のストレスは発生する。
そんなものを他のストレスによって忘れるというか、ちょっと横に置いとく。

あるいは、生物としての本能が現実に対して完全に発揮できなかったりするときにもストレスは強く発生する。
そういう未完了の本能を他の本能で代替して発揮して解消する場合もあるだろう。

自分にストレスがかかっているなと感じたら、何らかのほかのストレスを探す必要があるということ。
ほかのストレスを楽しめばいい。