野生のニホンザルによる農産物への被害の話はよく聞きます。
さまざまな対処法が考えられているのですが、「これ」といったものはないようです。
サルは頭がいいですから、たいがいは慣れてしまうのでしょう。
そこへ最近登場してきたのがヤギ(山羊)。
どうやらサルはヤギが苦手なのだとか。
ぼくもけっこうヤギは警戒しています。
おとなしそうな顔をしているので、つい油断して近寄ると…
いきなり頭突きをかまされた人を何人も見てきました。
もっとも、サルが苦手なのは頭突きが怖いからではないそうです。
ヤギは人間や動物をじっと見つめた後、積極的に近づく習性がある。サルはこの動きを警戒し、ヤギの居場所に近づかなくなるという。(河北新報2009.06.02夕刊)